Smileゆり(柳澤由理)のはてなきブログ

魂と身体から自信を取り戻す・世界平和のメッセージ

第三部059話 神社の話をする(内宮古殿地清掃奉仕2)

伊勢神宮などの格のある神社にお参りする時は、

お参り前に、先に「浄化」が起こることがよくあります。

 

伊勢神宮内宮の古殿地の掃除奉仕研修が近づいていくにつれ、

長年思い込んできた「何々は嫌いだ」などという考え癖が

ふっと取れたりする瞬間がありました。

 

取れてしまった瞬間、

「え、これ、ただの『思い込み』だったの?

 今までずっとそう思っていたのは、

 『これは事実だ』と思っていたけど

 『ただの思い込み』だったんだ!

 

 それでいて、こんなふうに

 『そう思わない、考えないで済む時がくる』

 なんて知らなかった。」

 

と驚きました。

 

しばらくすると、その思い込みがない状態が

当たり前になるため、

以前はどんな思い込みを持っていて、今外れたのか、

を忘れてしまうのでした。

 

「本当に外れた時は、

 それ以前に思い込んでいた事さえ

 綺麗に忘れてしまうんだな」

ということが何度かありました。

 

さて、

神社の話をする日がきました。

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世界平和シリーズの記事にずっと書いてきたことを

極々簡単にまとめて、

 

「神社の神様から教えてもらった、

自分を大切にすること、

素直になること」

というタイトルで20分程お話しました。

 

お話の途中で、自作の動画を上げました。

これも世界平和シリーズに書いている話です。

 

動画のリンクを貼っておきますので、

興味がある方はご覧ください。

 

YouTube動画

【漫画】神社参拝で人生が変わった話

https://youtu.be/N8bLFvw_Scw



YouTube動画

【漫画】伊勢神宮の正式参拝

 御垣内参拝を知っていますか?後編

https://youtu.be/712hc57mAjo

 

お話はおかげさまで好評でした。

 

お話が終わってから、二人の方から

お声があり、「とても良かった」と

言っていただきました。

 

頑張ってお話して良かったと思いました。

 

講演の後、知人の古本屋さんを訪ねてから、

伊勢市へ移動しました。

 

続く



第三部058話再びお掃除奉仕(内宮古殿地清掃1)

高野山から帰って数日後、昨年の秋に伊勢神宮の外宮の古殿地のお掃除奉仕研修に参加した団体から案内がきました。

 

その団体では色々な研修を行なっているのですが、新型ウィルス対策のため、春から研修は全て中止になっていました。

 

久しぶりに開催されるかもしれない、ということでした。

 

開催中止になる可能性もあるけれども、とりあえず申し込んでみようと思いました。

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伊勢神宮内宮の宇治橋(2019年6月撮影)



今回はなんと、内宮の古殿地のお掃除の研修です。

いつもだと伊勢神宮に関する講演や御垣内参拝が内容に含まれているのですが、今回は、なくて。

 

参加者全員で普通参拝することと、お昼ご飯を食べてから、白装束に着替えて古殿地に入らさせていただき、お掃除をすることだけでした。

 

それでも内宮さんの御正殿の古殿地に入らせていただき、お掃除する、というのはなかなか体験できない、貴重なことだと思い、申し込みすることにしました。

 

朝一番の電車に乗っても、集合時間に間に合わせるのは厳しいと判断し、前夜に伊勢市に宿泊することにして、お宿も予約しました。



そして、その日が近づいたある日、知人から思いがけない連絡が入りました。

前々から宇治で神社のお話をすることになっていたのですが、その講演の日が決まった、というのです。

それが伊勢神宮に前泊する日でした。

 

講演の時間と移動の時間を計算すると、講演が終わってから、バスや電車を使って移動すると行けるな、ということがわかりました。

 

宇治で見知らぬ人を相手に、神社にお参りするとこういう良いことがありましたよ、とお話をした後に、伊勢神宮のお掃除がある、というのは、すごいことだと思いました。

 

神様ごとはつながって来る、というのは今までにも体験しましたが、今回もそうなんだな!と思いました。

 

さて、神社のお話の日、内宮の古殿地の掃除奉仕の日がだんだん近づいてきました。

 

続く



第三部057話 九度山のシンクロ!(二度目の高野山4)

高野山から帰って、週に一回のペースで

弘法大師空海シリーズ」をアップしていきました。

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13番目の「最澄との決別」

 

を出した後

 

14番目の「高野山への道」

取り組んでいる時のことです。

 

図書館に返したつもりの「古寺巡礼」の本がまだ返せていなくて

私自身はもうとっくに返したつもりでした。

部屋を整理しているとその本が出てきました。

 

それで慌てて図書館に返却しに行きました。

 

問題の本を窓口に返して、「すいませんでした」と

事情を話して謝った後、すぐに帰ればいいのですが

 

めちゃくちゃ暑い中を急いで図書館に行ったので、

「すぐにまたあの暑い外を歩いていくのか」

と考えると、げっそりしました。

 

「ちょっと休憩させてよ〜」

という気分だったので、

 

休憩しがてら館内をゆっくり歩きました。

 

トイレも行ったのに、何故か足が外へ出ようとしませんでした。

 

「なんだろう?

 何かまだみて欲しいのがあるの?」

 

と足に尋ねながら歩いていくと、

ある棚のところで足が止まりました。

 

上から下まで棚板があって、本が並んでいます。

 

「これのどこの段に用があるの?」

 

と尋ねました。

 

すると体は膝をまげてかがみこみました。

 

目の前にあったのは

「日本の美仏50選

〜日本の凄さがわかる〜」

育鵬社 田中英道・著)

 

それを手に取って「フゥン、色々な仏像。

でもこういうのんに、空海さんはないよねぇ」

と思いながらパラッと開いたら

即 出てきたページの見出しに

 

「この空海像は運慶の作か?」

高野山三宝院『空海』像

 

と書いてありました!

 

「うわぁ、出た!」

 

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北向弘法大師




丁度主人と一緒に泊まった、あの宿坊三宝院の

朝勤行の時にお目にかかった空海さんでした。

 

私が「リアル空海さん」がそこにいると感じた、

空海像が紹介されていました。

 

一般的に描かれている空海像より

若々しいのです。

肩や手などの体の作りが「作り物」ぽくなくて

本当の人間っぽくて、彫りがうまいのです。

 

だから運慶の作ではないか?

という声があるのですね。



また、驚いたのは、その三宝院ですが

空海さんのお母さんが建てられた、と、

チラッと聞いたのですが

 

この本には

九度山慈尊院に建てた三宝院を高野山

今の三宝院がある地に移したと言われている、と

書いてありました。

 

九度山にあるのをここ(高野山)に移したんだって?

 

私は驚きました。

 

関連がありすぎるのです。

というのは、

 

私は6月の頭の頃、

まだ「ふしぎちゃんシリーズ」の動画を

描いていて、「弘法大師空海」シリーズを

手掛けるだなんて知らなかった頃、

 

奈良の御所市にある「神武天皇社」に

お参りしました。

https://yulilove.hatenablog.com/entry/2020/08/12/112852

 

その後連れて行ってもらった鏡作り神社がきっかけで

https://yulilove.hatenablog.com/entry/2020/08/19/101705

天照大御神が「御所」を出て各地に行かれ

「元伊勢」が始まった時、

天照大御神様は本当は崇神天皇に文句が言いたかったのではないか?

https://yulilove.hatenablog.com/entry/2020/08/29/135700

 

ということを考えるに至ったのだなぁと振り返りました。

 

その鏡作り神社の後、レンさんご夫婦に九度山の神社に

連れて行ってもらいました。

 

その神社のすぐ横に弘法大師さんの巡礼姿の像が立っていました。

 

 

「え?なんで神社やのに、弘法大師さんがいらっしゃるの?」

と、その時思いました。

 

その鳥居の足元を見たら「神仏混交」の神社の鳥居である

ことがわかりました。

 

レンさんご夫婦のお話では、九度山は、

女人禁制の高野山に、空海さんのお母さんが来られても

高野山には入れない。

それで高野山の麓の九度山にお母さんがいらっしゃって

空海さんは何度も山を降りて、お母さんに会いに来られた。

 

何度もこられたので、「九度山」という名前なんだ、

という話を その時お伺いしました。

 

「へぇ、空海さんはお母さんに会いに高野山から

九度山に来られたんか。それはすごい、いい話」

と私は感動して聞いていました。

 

するとレンさんのご主人が

空海さんとツーショットしたらえぇよ。

 ワシが撮ってやるから、あんた、そこに立ち」

と言ってくれました。

 

それでちょっと恥ずかしかったけど、

空海さんと並んで撮影しました。

 

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九度山にて



 

そういう経緯があったことを思い出しました。

 

それは6月の7日でした。

 

その時は

その一ヶ月後

7月の5日から「弘法大師空海シリーズ」の

動画を描き出すことになるだなんて、

考えもしませんでした。

 

その九度山の、お母さんがいらっしゃった慈尊院

建てた三宝院の、宿坊に、それからまた一ヶ月後の

8月2日に宿泊しただなんて。

 

今、手帳で確認したのですが、

どれも6月、7月、8月の第一日曜でした!

 

うぅむ、すごい・・・。

 

空海さんとツーショット撮った一ヶ月後から描き出している

だなんて・・・。

 

無意識に「ご挨拶」したのかなぁ・・・?

「どうぞよろしくお願いします」って?



知人にこの事を言いました。

すると

トリプル・スピリチュアル・サンデーですね。

 三つの宝、三宝の恵みだったりして」

と返事が来ました。

 

それを見て

「サンデー(日曜)」はそのまま「3day」ではないか

と気づきました。

 

トリプル・スピリチュアル・サンデー(Sunday:3Day)

かぁ・・・。

 

シンクロニシティにも ほどがある!

という台詞を久しぶりに唱えたなぁ・・・。

 

護られている・導かれている、という事なのだろうなぁ

と改めて思いました。

 

続く

第三部056話 空海さん本人がいる?(二度目の高野山3)

翌朝、いつもより早く目が覚めました。

 

歯を磨いていると、

朝勤行(あさごんぎょう)開始の鐘の音がしました。

 

読経を聞きながら手を合わせました。

 

順番に弘法大師空海さんの像の前に行って

手を合わせて祈りました。

 

その時です。

 

どう見ても「像」でしかないのですが

 

空海さんご本人」がおられるとしか

思えない、肉の存在感と言いましょうか、

心の存在感と言いましょうか、

 

何か、温かいものを感じました。

 

朝勤行の後、朝食をいただきました。

見事な、紅葉のお部屋でいただきました。

 

その後、ロビーで新聞記事の切り抜きが

貼ってあるのが見えました。

 

それは昨年の三月に、主人に立派な「書」を

渡してくださったお坊様が、

なんと今年の夏から四年間、京都の東寺の

最高位「長者」を務めることになった、という

ことでした。

 

あぁ、だから、いらっしゃらなかったんだ。

 

一年の「法印」の任期が終わる直前に

「東寺の長者就任」という要請が

「東寺」から来たそうです。

 

高野山」の高僧の中から、

「東寺」の「長者」が選ばれるのは

一世紀ぶり、

と書いてありました。

 

読んで「ヘェ、凄いなぁ」って感心しました。

 

後、新聞記事に、こう書いてありました。

 

弘法大師は原生林を切り開き、高野山

大伽藍(だいがらん)建立に取り組んでいる最中の

823年、未完成だった平安京の東寺の造営を嵯峨天皇から

託されたそうです。

 

弘法大師の多忙と苦労を思い、

高野山でも東寺でもお仕えするのは同じこと」

と決心されたそうです。

 

ひえー、凄い。

 

ロビーの前に来たら、一人のお坊さんがお掃除されていました。

 

ご案内くださった方です。

 

それで声をかけて「朝勤行」の時に感じた

弘法大師空海さんの像」について

思い切って尋ねることにしました。

 

「すいません、お掃除のところ、申し訳ありません。

ちょっと質問したいのですが。いいでしょうか?

あの、朝のお勤めの時のことです。」

 

お坊さんは、掃除の手を止めて受けてくださいました。

「はい、いいですよ」

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宿坊三宝院のロビーに飾ってあったお大師様の写真を撮影したもの



「お勤めの途中で、お大師様の僧のあるところで、

一人ずつ手を合わせて祈る、というのがありましたね。」

 

「はい、ありましたね」

 

「あの時のことなんですが。

あの、あのお大師様は、何か、うまく言えないのですが、

今まで見てきた、お大師様とは何かが違うような気が

したのですが、

あれは何か、他とは違うのでしょうか?

私の感じた、何が違う、というのは、うまく説明できないんですが」

 

と言いました。

 

すると、お坊さんはニコニコして、

「はい、あのお大師様は向いておられる方向が違います」

と言いました。

 

私は思っても見ない答えが返ってきたので、驚きました。

 

「方向が違うんですか?」

 

「はい、うちのお大師様だけなんですよ。

北を向いておられます。

 

「北? なんで北なんでしょうか?」

 

「それは京都を向いておられます。」

 

「京都を!」

 

「そうです。京都をです。」

 

「東寺を向いている、というのですか?」

 

「いえ、京都を、です。

高野山にいながら、京の都を見ておられるのです」

 

「ほぉ、京の都を」

 

「そうです。こういうお大師様像は他にはないのです。

ここにだけしかなんです。」

 

ほぉ、そうだったのか、と思いました。

 

調べてみました。

身は高野、心は東寺に、納め置く」

という歌を空海さん、詠まれているそうです。

想いはきっと無限時間届いていると思います。

だから、私が空海さんの像のまえに行った時、

ご本人がいらっしゃるような気がしたんですね!

 

 

もう一つ、しらべてみました。

三宝は、はるか平安の昔、

弘法大師のお母さん玉依御前によって創立された古刹。

世界に一つしかない〈北向大師〉鎌倉時代をおまつりしている。

 

のだそうです。

 

その後、

昨年の三月に三宝院の住職から「書」を頂いた事や、

その体験を漫画動画にして

高野山奥の院で奇跡が起こった話」を作ったこと

公開したら、その動画だけ桁違いに

視聴者が多いのです、と説明しながら、

 

その動画を見ていただきました。

 

【漫画】高野山奥の院で奇跡が起きた話(実話)

https://youtu.be/WRnL_pyoWRU

 

さらさら〜と問題無く出かけて行って、

パッと貰った〜

という話ではなく、

 

バスが行っちゃった、とか、

ぶちぶち文句を言うのとか、

花粉症の症状が奥の院でぶり返すのとか

 

そういった思い通りでないことの連続の

果てに、「書」を頂いた

ということが凄いいい、と言って頂きました。

 

そうだろうと思います。

 

不都合だったり、文句を言いたくなったりしながら

それでも、思いがけない良いことが起こったりするのですよね。

 

ご苦労様です、みたいな感じで。

 

お掃除で忙しい中、手を休めて丁寧に対応してくださった

三宝院のお坊様に感謝です。

 

続く




第三部055話 高野山宿坊に泊まる(二度目の高野山2)

その日は、お盆が近い、八月の日曜日。

朝から絵に描いたかのような「晴天」

「夏休みの絵日記」に描きそうな青空でした。

 

本来なら夏休みで「高野山にお参り」する人で

ごったがえし、のはずです。

 

しかし、大阪のミナミから南海電車に乗っても

一車両に数名しかいない・・・。

乗り換えて高野山に近づくにつれ、

「この車両、私達しかいないよね。」

と 主人と二人で言っていました。

 

極楽橋でケーブルに乗り換える為

ホームに降りた時、各車両から一人ずつしか

乗客が降りなかったのを目撃して

 

「うーん」と思いました。

 

高野山ケーブルは私達以外に
三人しか乗客はいませんでした。

 

ケーブルの天井の窓は換気を良くするため

少し開いていました。

 

綺麗な鯛の絵が描いてありました。

めでたい感じ、福々しい感じがするなぁ

と思いました。

 

なのにたったこれだけの少人数。

勿体ない・・・。

 

高野山駅からバスに乗って「苅萱堂(かるかやどう)前」で下車。

 

スマホの地図を見ながら歩いて「三宝院」に辿り着きました。

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高野山宿坊三宝



三宝院の門をくぐり前庭が見えました。

曼荼羅を自然石で表現したような石庭が綺麗でした。

 

宿坊と言うけれど、ほんまのところ、

お寺に泊まらせてもらう、と言う感じです。

 

お昼に京都出発で、高野山の宿坊に着いたら

もう夕方の五時を過ぎていて、くたびれていました。

 

チェックインし、お部屋に案内されました。

 

 

その夜のお泊まりのお客様は、

私達ともう一組の二組しかいなかったそうです。

・・・新型ウィルスの影響ですね・・・

 

お食事は当然ながら「精進料理」。

宿坊で蔵元に特別に作っていただいている日本酒も頂きました。

お酒の名前は弘法大師空海さんのお母さんのお名前

玉依御前(たまよりごぜん)だそうです。

https://secure.daishichi.com/category/select/pid/111

お酒は普段飲まないのですが、ほんの少しだけいただきました。

心も体も洗われるような、美味しいお酒でした。

 

その夜はお風呂に入って、寝ました。

(続く)

 

第三部054話 弘法大師とのご縁(二度目の高野山1)

昨年二〇一九年の三月に、主人と高野山に行きました。

 

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高野山(2020年8月)

その時は、

「何故か弘法大師空海さんゆかりの

寺社に行くことが多いなぁ」

と気づいていたので、

 

なんとなく

高野山に行ってご挨拶してこよう」

と思って行きました。

 

弘法大師ゆかりの寺社というのは

 

1・立木観音(滋賀県)「元高野」と言われている。

 境内に弘法大師が神鹿のうえに乗っている像があります。

 

 ここは二回続けてお参りしました。

 

2・丹生都比売神社(和歌山)

 高野山を開く前に、その地域の神様・丹生都比売様に

 弘法大師高野山を開く許可を頂いたということでした。

 

です。

 

凄くタイムリーに事が運んで、お参りすることになりました。

 

昨年三月に、台風で故障していた高野山ケーブル

再開したというので高野山に行ってきました。

 

その時の体験は動画にしています。

こちらです。

高野山奥の院で奇跡がおこった話(実話)」
https://www.youtube.com/watch?v=WRnL_pyoWRU

 

奥の院に行った時、弘法大師の御廟がある所で

手を合わせていて、たまたまそこにいらっしゃった

お坊様から「南無大師遍照金剛」と書いた

立派な書を頂きました。

 

頂いた書は表具屋さんで額装してもらいました。

 

調べてみると

書を渡してくださったお坊さんは
高野山の「三宝院」の住職だと

いうことがわかりました。




たまたまですが、私は今年の一月から

iPadのお絵かきソフトを使って絵を描き、

動画を作って

youtubeにアップするようになりました。

 

そのうち

そうだ、あの高野山奥の院に行った時のことも

描いてみよう!

と思いました。

 

まず、動画は表紙が肝心です。

 

動画トップの表紙(サムネイル)に描く

弘法大師空海さんの絵がちゃんと描けるか

どうか、だよなぁ、と思いました。

 

描いたのはこちらです。

https://www.youtube.com/watch?v=WRnL_pyoWRU

弘法大師空海さんを描いた絵を横にして

自分なりに描いてみました。
一生懸命弘法大師空海さんの絵を描きました。。

 

たまたまですが、描いていたのが和歌山の友人と
天橋立にある、真名井神社にお参りする前夜でした。

 

翌日の朝、たまたま、ネットで
真名井神社」で検索したら、

前夜に検索していた「弘法大師」の字が
検索バーに残っていたので

 

弘法大師 真名井」でヒットして

 

弘法大師、真名井御前、永遠の恋人」

というのが出てきました。

その時のことを、はてなブログにも
書いています。
こちら→「17話 空海さんの恋(眞名井4)」
https://yulilove.hatenablog.com/entry/2020/05/27/191105

「18話 空海さんと姫の恋(眞名井5)

https://yulilove.hatenablog.com/entry/2020/05/30/110501

 

「19話 姫の恋心(真名井6)」
https://yulilove.hatenablog.com/entry/2020/06/03/073251

 

もしかして、弘法大師さんは
本当に真名井御前という女性と
恋をされていたのかもしれません。

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真名井神社




それから高野山で奇跡が起きた話の動画も

無事アップすることができました。

 

色々動画をアップしていると、

奥の院で奇跡的に書をいただいた話の

動画が極端に他の動画よりも

視聴数が多いことに気づきました。

 

それで

弘法大師さんについての

動画を描いてみたらどうか?」と

主人が言いました。

 

「日本の偉人・巨星の弘法大師さんを

漫画にするっていうの!?

ぎょえー」

 

調べてみると

面白いエピソードがありすぎて

弘法大師空海さんの人生って
めっちゃ面白いんちゃうん」

と思いました。

 

それで思い切って

弘法大師空海シリーズ」の

漫画動画を作成し始めました。

 

そのうちに

書をくださったお坊さんは「法印」

という役が次の人に変わった頃だから

お礼がてら高野山に行ってみようか

と主人と二人で言っていました。

 

ところが新型ウィルスがどんどん流行してしまい、
県外移動を自粛するようにということでした。

 

それがおさまってから行ってみようかと思い、

八月には県外移動もできるような感じでしたので

宿坊に泊まる予約をしました。

 

続く








第三部053話 思い通りは思い込み(古墳4)

これは52号の「思い通りでない」についてもう少し詳しく書いたものです。
・・・・・

私は大山守命の古墳の前に一人で立ちました。

 

そして古墳の主?である、大山守命にむかって問いかけました。

 

「大山守命さん、あなたは

『思い通りではない人生』を

送られたのではないでしょうか?

それでお辛かったのでは?」

 

その時思ってもみない声が返ってきました。

 

「『これは自分の思い通りではない!』

といきりたち、悲しみながら生きる。

もがいて、兵をあげようとする。」

 

私がうんうん、とうなずくと、

「声」は続きました。

 

兵をあげたところで失敗して死んでしまった。

 

私はさらに、うんうん、とうなずきました。
声は続きました。

 

しかし、本当のところ、私は国を治めたり、

多くの人々の運命を動かすような器はなかったのだ。

山や川、森を守れ、というのは、非常に大事なことだ。

食べ物は山や川、森から摂取するのだから。

 

あぁ、そうか、うんうん、

と私はうなずきました。

 

しかし、私は

目先の欲や、兄弟の光の当たり方の差に
目が行ってしまい、
自分は思い通りではない、と腹をたててしまった。

 

あぁ、そうですか、うーむうむ、

そういう事もあるのかもしれませんね。

男性は人より上の位置にたって、人を治めるべし、
国をおさめるべし、というようなことを
幼い頃から言い聞かせられるし、

周りから期待されるものですね。

 

そうです。
こんな話を聞いてくれる人というのは

あまりいません。

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大山守命の古墳



あぁ、そうかもしれませんね。
観光に来る方はおられると思いますが。

心の対話はあまりないかもしれませんね。

・・・と、私は心の中で声に話しかけました。

 

「そうです。

そういうあなたは今までの人生で
『思い通りでなかった』と

いうことはなかったですか?

 

そう尋ねられた時、私は

難聴のことや

色々なことで

『思い通りではない! 悔しい』と思った事が

いくつもあったことを思い出しました。

 

いくつもの悔しさを感じました。

 

その時「声」は言いました。

 

あなたにとってもその

『思い通りではない』という思い、

悔しさは、思い込みだったかもしれませんよ。

本当はその状態があなたにとって

良かったのかもしれませんよ。

 

え、と思ったとたん、

頭のなかが「クリーニング」されるように
真っ白になりました。

 

気をつけてお帰り」という声がしました。

 

私はお辞儀をして、知人の車のところまで戻り、
そこから帰りました。

 

頭の中がいい意味で真っ白になった状態から、

徐々に日常に戻ったあとで考えました。

 

大山守命も亡くなられて、魂の状態になってから
「思い通りではない!」という思いが

「思い込みだった」と気づかれたのかもしれません。

 

思い通り、というのが思い込みの方向性があります。

 

思い通りでない現実、というのがあった時、
その現実は「本当の自分」から見たら
本当の自分の望んでいる状態だった

ということがあるのかもしれません。

大山守命の古墳に行ったあと、
ひがんだり拗ねたり、
私は人より貰いが少ない、と言う風に
ひがんだりすることが少なくなりました。

 

続く