Smileゆり(柳澤由理)のはてなきブログ

魂と身体から自信を取り戻す・世界平和のメッセージ

第三部019話 姫の恋心 眞名井6

空海さんと眞名井御前の恋のお話をし終わる頃、

Mさんの車はお宿と籠神社のある

宮津市に到着しました。

 

籠(この)神社は通りに面していて、

眞名井神社は籠神社の奥にあります。

 

Mさんが予約してくれたお宿は籠神社の近くでした。

 

「今日はもう夕方の時間だから、お宿に車を停めて、

籠神社にお参りするのは明日でいいかな?」

とMさんは言いました。

 

すると、私の奥から不思議なうずきが湧き上がり

「ぇえ? 今日、行かないの?」

と言っているような感じがしました。



確かその日の午前中、出発前に、Rさんにメールで

「今日お参りするか明日お参りするかわからないけど」

と言った時に、胸の奥が妙にうずきました。

その時のうずきと同じでした。

 

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濡れた花 pixabayから



私はその事を伝え、話し合って、

「今から、籠神社だけちらっとお参りをし、

翌日、籠神社と眞名井神社にちゃんとお参りをする」

という話になりました。

 

Mさんは籠神社の前に車を止めました。

籠神社が丁度しまったあとの時間でした。

 

参道を歩き、鳥居をくぐって、

しまっている扉の前まできました。

 

すると私の奥から「不思議なうずき」がこみあげてきて、

こんなことを言うのです。

 

「お会いしとぉございました、お大師様」

 

姫様のか細い声でした。



言葉にはしていないけど

「お越しくださり、うれしゅうございます。

 私はずっと、長く、久しくお待ちしていました。

 ありがとうございます。」

と言うような感じがしました。

 

永遠の恋人が、今一度、出会った、という感じ。



もしかして、

私が昨夜、空海さんの肖像画を一生懸命写して

描いていたので、私が籠神社に行くことで、

眞名井御前の所に、空海さんが行った、

二人で会った、というエネルギーになったのかしら?



扉が閉まっている時に行ったので、

もしかして、それが「秘密の恋」を表しているのかしら?



待ち焦がれた乙女心の恋のウルウルは、

私の心の奥で、喜びにあふれてうずいていました。



そこから車でお宿まで来たら、驚くことがありました!

 

Mさんがお宿の駐車場に車を停めたら

そこにあった二台の車が、なんと二台とも

「3ー33」だったのです!

 

「33」が鍵の数字だという話でした。

(リンクでつけておきますので、前話の記事の文末をご覧ください。)

 

そんな偶然ってありますか?

(実際、この事を思い出して書いているだけで熱くって熱くって!

 眞名井御前と空海さんのお二人の恋の情熱を感じています。)

 

続く