第三部044話 「祝詞が出てくる」(元伊勢の始まり4)
大胆にも
の仮説をおもいついた翌日、
お参りしました。
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たまたまですが、
友人が神明神社のあたりに用事がある
というので、会って一緒にお参りする
ことにしました。
伊勢神宮は内宮と外宮は別々のところにあります。
でも神明神社は、内宮と外宮は同じ境内に
ありました。
外宮を先にお参りし、次に内宮をお参りしました。
内宮で手を合わせていると、
何の意図もないのに、いきなり胸の中で
「祝詞」をあげだしました。
まるで録音していたのを聞くように
すらすらと心の奥で祝詞が唱えられました。
それだけではありません。
大祓詞は長いので、
私は普段、大祓詞はあげていないのです。
そういえば、たまたまその日の朝、大祓詞あげたのです。
そして、神明神社の内宮のところでも
(覚えている筈ないのに)
特に、「どのような罪、穢れがあるか」と
説明している部分が胸の中にわいてきました。
あれ、なんでだろう?と思いました。
「罪、穢れ」
「もしかして、昨夜考えていた、
崇神天皇の件、書いてほしいということ
なのかしら?」
と思いました。
「崇神はん、あれはアカンで、
自分の罪は罪やで。
私のせいにしたらアカンで」
と言いたかったのではないでしょうか?
内宮で手を合わせたあと、
色々見ていると「伊勢神宮遥拝所」がありました。
そこでお伊勢さんの方向にむかって
手を合わせました。
すると
その合わせている両手が離れないで
くっついたままになってしまいました。
それで友人に待ってもらって、
ゆっくり手を合わせて祈りました。
その時思いました。
思ってもいないのに
内宮の所で、大祓詞が湧いて出てきたり、
伊勢神宮遥拝所で、両手がくっついて離れない
ということは、
やっぱり天照大神さまの御意向がある、
メッセージがある、
ということではないか、と思いました。
続く