第五部31話 生駒の宝山寺
明治天皇陵に行ってからしばらくして、生駒の宝山寺にいく事にしました。
宝山寺について初めて知ったのは、友人から「生駒の宝山寺にお参りした」と聞いた事です。友人の話では「ここにお参りすると仕事が伸びる」とか「大きな仕事ができる」ということなんだそうです。
調べてみると
「住友家はじめ多くの商売関係者や庶民もお参りするようになった。」
(宝山寺のウェブサイト)https://www.hozanji.com/
と書いてありました。
またさらに宝山寺は生駒トンネルを掘る時の出来上がるまでの工事費用や近鉄電車の社員の給費を全額出した、という話も聞きました。
凄い処だなぁと思って行ってみることにしました。
ちょうどその頃、私は「ブッダ」シリーズの動画ではゴータマさんが悟りを開き、人々に「ゴータマの真実」を伝え始めた頃の動画を作成したばかりでした。
私は自分で調べて「これが大事」と思うものを絵に描いて動画を作成していましたが、それだけでは「自己満足」で終わってしまう、と思っていました。
それで私はもっと培(つちか)ってきたもろもろのもの、積み上げてきたキャリアや勉強をもっと活かしたいと思っていました。
それで宝山寺にお参りしてお願いしようと思いました。
主人と二人で宝山寺にお参りしました。
山の斜面や地形をそのまま活かしたような広いお寺を歩きました。
歩いて行くと「大師堂」があり、弘法大師像がありました。
そこで手を合わせて祈りました。
「神様仏様、弘法大師様、
どうか私をお使いください。
私の持っているものを人様や世の中に還元し、つかってください。
私をお役立てください。
私の持っていない力は使えません。
でも私の持っているものなら使えます。
私の持っている力なら使いますので、どうぞ神様、私をおつかいください。」
その時、不思議なこえがしました。
「忙しくなるぞ」
私は答えました。
「構いません。私をつかわずに暇ならば、
私は私をつかって、忙しく立ち回る方がいいです」
不思議な声はしました
「覚悟はいいか」
私は「はい」と答えました。
それから1週間後の日曜日に京都宇治で「いのちをまもる親の会」と「京都光明地蔵院」をひらいておられる、大熊良樹先生と出会い、お地蔵さん関連の奇跡な出来事が起こったり、絵語りの動画を依頼されて製作するという日々に入っていったのです。
ですから、ここの「宝山寺」の影響は大きいと思います。
続く