世界平和第二部048話 細胞分裂の夢（伊勢５）

伊勢神宮の正式参拝を終えて、

泊まりの部屋にたどり着きました。

私は疲れていたのでごろんと寝転がり、

そのまま夕食前の時間まで

寝てしまいました。

寝ている時に不思議な夢をみていました。

見せられていたのは、黒い闇を背景に

細い光の線が動くアニメーションのようなイメージ映像でした。

見ていると、

何やら丸いものが見えました。

そこに細長いものがいっぱいたかっていて

その丸いものがやがて二つに分裂しました。

その二つがやがて四つに分かれ、どんどん分裂しながら

増幅していくさまを見ました。

ある時点までは平らな構造でした。

それがある分裂で立体的に分裂し、

そこから構造が「立体構造」になりました。

二次元から三次元になったんだなぁと思いました。

そのまま見ていると、

平面的な立体構造だったのが、凹凸のある立体構造

に変化しました。形は更に複雑になって行きます。

三次元から四次元になったのではないかと思いました。

見ていると、凹凸のある立体構造の

凹の部分と凸の部分が連絡を取り合いするのです。

へぇ、もしかしてこれは五次元なのかしら、

と思いました。

見ていると、今度は

凹凸のある構造が突然まるごと同じものが

隣に出現しました。

自分のそとに他者が生まれたんだ！

もしかしてこれが六次元なのかな？と

思いました。

そうすると

はじめの人物？の頭の部分にエネルギーが集まりました。

あとから現れた人物？の頭の部分にもエネルギーが

集まりだしました。

あぁ脳というのがはっきりしてきたんだなぁと思いました。

すると、

はじめの人物の頭脳の部分のエネルギーが動いて

全身に回り始め、やがて口から発射しました。

それはもう一人の胸に届き、

胸から頭脳に届きました。

それで、はじめの一人の頭の部分のエネルギーの動きと

あとから現れた人物の頭の部分に、同じ模様が出てきました。

自分の考えを他者に伝えることができる、

という事かもしれません。

もしかしたらこれが七次元なのかもしれません。

見ていると、あとから現れた人物と

そっくりの人物というがいっぱい現れました。

今度ははじめの人物が頭の部分に現れたエネルギーが

口から発信して、多くの人に向かって飛んで行き、

多くの人の身体に浸透し、頭にエネルギーが集められて

はじめの人物の頭に現れたエネルギーの模様と

同じ模様が現れました。

これはもしかしたら、自分の考えやエネルギーを

多くの人に伝えることができる、ということですね。

もう一つ次元が上がるとしたら、
八次元なのかもしれません。

こうやって細胞一つから、だんだん分裂と増幅を

繰り返して、思いやエネルギーを伝えあい、

循環していくまでの様子をながめていました。

これが生命の発展ということなのだろうか、と

思いました。

そこまで見た時に、ふと目が覚めました。

ちょうど夕食の時間でした。

私にはとても大きすぎる夢だったので、いっぱいいっぱいでした。

夕食を食べた後、お風呂に入ってすぐに寝ました。

というのは、翌朝６時頃に「早朝参拝」を申し込んでいたので、

早い目にねることにしたのです。

続く