Smileゆり(柳澤由理)のはてなきブログ

魂と身体から自信を取り戻す・世界平和のメッセージ

世界平和第二部32話(三輪山2) 大国主命さんの和魂?

 

大神神社にお参りする日が決まってから

その日までの間、梅原猛さんの『神々の流竄』という

分厚い本を読んだり大神神社について調べたりしていました。

 

大神神社の公式サイトhttp://oomiwa.or.jp/jinja/gosaijin/#linktopには

・祭神は

大物主大神(おおものぬし の おおかみ)

・配祀は

大己貴神(おおなむちのかみ)と

少彦名神(すくなひこなのかみ)

と書いてありました。

 

そうだったのか。神様の名前は知らなかった・・・。

今まで「ご神体は三輪山」ということしか知らずにお参りしていました。

 

大物主大神について調べるとこう書いてありました。

引用始まり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

大物主大神

奈良県桜井市の大神(おおみわ)神社の祭神。

・「出雲国造神賀詞(いずものくにのみやつこのかむよごと)」では、

大己貴神(おおなむちのかみ)の和魂(にぎみたま)としている

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・引用おわり

 

 

大神神社の祭壇のところに

「和魂奇魂」と書いてあるのを見たことがあります。

それはこれのことか、と思いました。

 

もう一つ

大己貴神」(おおなむち のかみ)について調べてみました。

 

すると、「大国主命(おおくにぬしのみこと)の異称。」

と書いてありました。

あぁ、要するに大国主命 ってことなのね。

 

ということは
祭神の大物主大神は、大国主命の和魂 であり、

配祀神は 大国主命そのひと(というか、ほんにん)。

本人よりも和魂の方が、祭神になるってどういうことなの?

 

調べてみました。

古事記の話を関西弁でわかりやすく書いてみました。

 

古事記大国主さん(関西弁バージョン)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

大国主命は身体の小さな少彦名命と一緒に、

日本中をまわって国造りをしていました。

そのある日のこと、少彦名命が黄泉の国に行ってしまわれました。

残された大国主命は嘆きました。

「ずっと一緒にやってきたのに、なんで行ってしもたんや。

僕一人で どないしたらえぇんや、わからへんわ!

 ほんま、どないしたらえぇんや!」

と嘆きました。

 

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そこに海の方から光り輝く神がやってきました。

「私の魂をよぉ~祀ってくれはったら、

国造りはできるでぇー。

祀らへんのやったら、国造りは難しぉまっせ」

て言うのです。

 

「えぇっと、祀るっていうと、どないな風にしたら

えぇんですやろ?」と尋ねると

その光る神さんは

「大和を囲む緑の山の、東の山の上のとこに

祀ってくれはったら、よろしぃわ。」

と言うので、その結果として、

三輪山の山頂の磐座にこの神様が祀られている、

ということになったのだそうです。

 

それで、この神様は大国主命の「和魂」である、という

ことなんだそうです。

 

・・・・・・古事記・関西弁バージョンおわり

 

そうか、それで、やってきた「光る神」が、

大神神社の祭神の「大物主大神」であり、

なおかつ大国主さんの和魂な訳なんですね。

 

そして、

祀り神は「国造り」を一生懸命した、

大国主さん(大巳貴神)と 少彦名命さんなんですね。

 

それじゃあ

少彦名命(すくなびこな の みこと)って、どんな神様なの?

 

少彦名命について、調べてみました。

 

簡単に書くと・・・・・・・・・・・・・・

つまり 蛾のように小さい身体をしていて、

海外からお越しになって、
大国主さんの国造りに参加された、ということです。

 

 

じゃあ、大国主命少彦名命が行った

「国造り」って一体何なんだろう?

どういうことをしたんだろう?

と思い、調べました。

 

その結果は

 

続く