世界平和シリーズ第二部054話 神様からの意外なメッセージ(元出雲2)
「出雲神社」というバス停で、バスを降りるとバスの進行方向の先に「出雲大神宮」という書いた石碑と白い鳥居が見えました。
鳥居をくぐり、本殿にて手を合わせました。
この出雲大神宮は
后神である三穂津姫命(ミホツヒメノミコト)」が祭神です。
~(参考サイト:「出雲大神宮」の「御祭神について」のページ)
いつもだったら祭神「大国主命とその妃神」の御夫婦の祭神に対してお祈りする所ですが、
今回は暑かったということもあり、頭がぼぉっとして、そこまで意識がのぼりませんでした。
手を合わせて、まず響いてきたのは
「夫とは何があっても離れてはいけない」という言葉でした。
驚きました。
今までどこの神社に行っても「夫を大事にしろ」「優しくしろ」と言われてきました。
主人と結婚してまだ5年くらいの時でさえ、伊勢の倭姫宮にお参りした時に、物凄い女らしい、大和撫子の鏡みたいな女性の雰囲気の「気」が伝わってきました。
「あなた、ご主人に、どうか、優しく優しく優しくしてください」と言われた日には、驚いてしまいました。
そこまで続けて言われるくらい「私は主人に優しくないのか?」と自問しました。
優しくしているつもりでした。そ
の後、何かの折に、主人の優しさに心打たれることがあり、それに比べて、私はまだまだだな、と思ったことがありました。
今回は「離れてはいけない」ということでした。
主人と一緒にお参りしているし、主人は本当に優しくて、感謝もしているのですが、今まで以上に夫婦円満というのは、どういうことか、考えないといけないのだな、と思いました。
その意味がわかったのは、その日の帰りのことでした。
(のちに書きます。)
出雲大神宮の境内図を見ると「磐座(いわくら)」が何か所かあります。
上之社があり、その奥にある「磐座」には、社務所で申し出て、たすきをかけて、でないと入山できないことになっていました。
社殿の裏にある磐座や古墳には、申し出なくても行けるようです。しかし今回はせっかくだから、と、上之社の奥の磐座まで行ってみることにしました。
社務所の人のお話ですと、それほど時間がかからないそうです。
教えてもらったように社殿の横にあたる道を通って、まず、社殿の裏に位置する磐座に行ってみました。磐座は光っていました。見ていると、心の持ちようによって、光が違って見えるような感じがしました。(写真を撮るのは遠慮させていただきました)
磐座の奥の「古墳」のあたりは、登山道という感じがしました。
山の中の参道は、自然の中でありながら、綺麗に整備されていました。
お寺のお掃除をしたことがある主人と私は、これだけ綺麗に掃除するのは大変なことではないか、と話しながら歩きました。
いくつも小さな祠があり、滝や磐座もありました。
そのどれもが神々しくて、写真撮影は遠慮させていただきました。
いちばん奥の磐座までたどり着いて、手を合わせました。
そこは「国常立尊」が祀られているようです。
(詳しくは後にまた書きます。60話参照)
ウィキペディアで調べてみました。・・・・・・・・・・・・・・・
国之常立神(くにのとこたちのかみ)は、日本神話に登場する神。
『日本書紀』においては、初めての神とされる。日本神話の根源神として一部神道・新宗教で重要視されている。
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ということです。
そこで手を合わせていると、思いがけない言葉がおりてきました。
「あなたにとって『ノー』と思えることが起こりますよ。」
と言われた気がしました。
えぇ!? それってどういう意味なん? と思いました。
続く