Smileゆり(柳澤由理)のはてなきブログ

魂と身体から自信を取り戻す・世界平和のメッセージ

世界平和二部 29話 神様の拍手 竈山4

私は今年の三月にも竈山神社に行きました。

その時のことを書きます。

・・・・・・・

竈山神社の境内の中に「結の社」という小さい祠があります。

結びの社の「結び」は、縁結びの縁である、

お祭りは「縁結び」だというので、Mさんとふたりで行きました。

 

 

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赤い糸

結びの社の前で宮司さんが、お祭りが執り行いました。

 

お祭りの最後に、宮司さんのお話がありました。

 

「本日はこの結の社のお祭りに お集まりいただきありがとうございます。

(略)

 結び。縁結びは、色々な縁。

 人様との関係はすべてご縁でなりたっています。

 皆様のこれからも良きご縁の結びを頂いて進まれますようお祈り申し上げます。」

というようなことを祈って祝って頂きました。

 

その結びの社お祭りの途中、

Mさんは不思議なことに気づいていました。

 

結びの社のお祭りが終わってから、Mさんは私に

「ねぇ、ゆりさん、

 さっきからお祭りの時、宮司さんの柏手(かしわで)に

 合わせてあそこの木だけがこんな風に動いて・・・」

と言いながら、両手をひらひらしてみせました。

 

 

Mさんが言うように、あたり一面の木は動かないのに、

「あの木」だけが!

Mさんの手が動くのと同じように「共振」して・・・動くのです。

「へぇー、すごい!」と思いました。

 

その日は気持ちのいい晴天で、風がよく吹いていたのですが、

お祭りが始まったら、風はおさまっていました。

 

でも木がよく揺れていたので、なんとなく

「風がふいてるんだなぁ」と私は思っていました。

 

Mさんに言われるまで、

・・・動いているのが「あの木だけ」だった

なんて気がつきませんでした。

 

Mさんが

「あの木は、お祭りが行われるのを見て、

 嬉しそうにひらひらと」

と言いながら手をひらひらさせると、

木の枝もひらひら動きました。

 

その「ひらひら」と動くのを見て、私は「手話」で

同じような動きの表現があることに気づきました。

 

「ね、Mさん、それを見て思いだしたんだけどね

手話で『拍手(はくしゅ)』っていうのがあるの。


耳の聞こえない人は 拍手しても聞こえないでしょ。

だからこうするの。」と言って

Mさんに手をすばやくひらひらして見せました。

 

「この『手話の拍手(はくしゅ)』とあの木の枝の動いてるのが

良く似ているなぁって思って」

と言うと

 

Mさんは

 

「へぇ『手話の拍手』はこうするの」

と言い、

 

二人で一緒に手をひらひらさせました。

 

すると!

「あの木」の枝が はっと気づいたかのように

さっきよりも大きく動きました。

神様がそこにいて

「おぉ~い、そうだよぉ! よく気がついてくれたねぇ」

と言って拍手(はくしゅ)してくれているかのような動き方(動かし方?)でした。

 

誰もいないのに動くのです。

 

Mさんと私は、神様か何か見えない存在がいて、
祭りの間、見守っていてくれたんだなぁと

喜んで話していました。

 

・・・・・・三月のこの時の出来事を思い出して

竈山神社の御叫び祭のあと、祭壇の横の「結の社」の前まで四人で行きました。

 

Mさんと私はその時の話をして、

Kさんと 主人は頷きながら聞いていました。

 

そして四人で、結の社で手を合わせ祈りました。

 

その時は、手をひらひらさせても、
柏手(かしわで)を叩いても、何の変わりもありませんでした。

 

「その時は、だったんだけど。その時だけ、なのかもね。

いつもいつも、という訳ではないんだね」

 

とか言いながら、四人で、雄叫祭のあった、祭壇に戻って行きました。

 

そして、

Mさんと Kさんと 主人と 私の四人は、

祭壇で、ゆっくり手を合わせて祈りました。

 

 

その時、驚いたことがありました。

続く