Smileゆり(柳澤由理)のはてなきブログ

魂と身体から自信を取り戻す・世界平和のメッセージ

世界平和第二部073話 黒い蝶は神様のお使い(祟ってない8)

下御霊神社にお参りした日から一週間たった、ある日、

私は一人で京都市内の観光ツアーに参加しました。

 

ツアーテーマは、まったく興味がない「幕末」の分野でした。

ふつうだったら参加するはずはないのです。

しかも、誰か友達と一緒にではなく「ひとりで」です。

 

しかし、なぜか

「『これに参加しなさい』と誰かから言われている」

ような感じがして、一か月前から参加申し込みをしました。

 

実は、それだけでないのです。

 

ツアー前日に慣れない山歩きをしたので、私はぐてんぐてんに疲れました。

 

それでツアー前夜に考えていました。

「あぁ、明日はなんか知らんツアーがあるんだったなぁ、

調べてみたら誰一人知っている人がいないしー、

うぅー、もうキャンセルするかなぁ」

と思いました。

 

するとどこからか「行った方がいいよ」という声がしている気がしました。

 

それで身体に尋ねてみました。

「明日、行く」と言ってみると、身体はしっかりしてくる感じがしました。

「明日、行かない」と言ってみると、身体は「がっかり~」と言っているような感じがしました。

 

それで身体からのメッセージを信用し、めちゃ疲れていたにも関わらず参加することにしました。

 

 

当日の朝は、いつもより早く起きて、洗濯までして朝から出かけました。

 

ツアーの集合場所は京都の町屋でした。

ツアー企画者は幸い知人でした。

 

そこで簡単な説明を聞きました。

ツアーの最後にどこに興味を持ったかを一人一人パソコンを使って発表するということで、参加者は全員ノートパソコンを持ってきていました。

 

私はノートパソコンを持って歩きまわるのは重くて無理なので、パッドを持って行きました。

 

ツアーが始まりました。

京都御苑の中にはいくつもの神社があり、一つ一つ見て行きました。

 

 ツアーの案内人以外にも、参加者の中には歴史に詳しい人がいました。

 

 

ツアー中には面白いことがいくつかありました。

 

 

まずは「葉書の木」です。

 

 

御苑の中の宗像神社には「葉書」の元になった葉の、木があるということで、その木を探している人もいました。なんでもその葉に固いものでこすると鉛筆で書いたような線が出るのだそうです。

 

 

次は門の位置の話です。

 

堺町御門や蛤御門の門は、今は普通に外側の通りに面しています。

しかし江戸時代は、外の通りに面していなくて、内側に入り組んでいたそうです。そういうのも全然知らなかったので、驚きました。

 

 

 

そのあと、

京都御苑を通り抜けて相国寺を訪れました。

そこからつい先日放送されたNHKの番組でタモリさんが歩いた道というのを皆で辿って、ある神社まで行きました。

 

なんと、ツアーの最後の目的地は上御霊神社でした!

 

 

四つ目の驚きは、ツアーのゴールは上御霊神社、ということです。

 

一週間前、下御霊神社に行ったばかりだというのに!

 

下御霊神社に行った時は、

「御霊神社といえば本来上御霊神社なのに、なぜ下御霊神社だけ行くのか?」

と不思議でしかたありませんでした。

 

でもなぜか

下御霊神社だけでいい。上御霊神社には行かなくてもいい!」

というメッセージが来ていたので、

「そうか、そうだというのなら、それでいいよ」

と声なき声のメッセージに従いました。

 

そしたら、今回のツアーは上御霊神社に行くツアーだった訳です!

知らずに申し込んでいました。

 

 

ツアー企画者の知人の方に、「実は一週間前に下御霊さんに行ったばかりなんです」という話をしました。

 

それを話し出した時、黒い蝶がひらひらと通りの向こう側を飛んでいるのが見えました。

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黒い蝶

 

普通だったらあんなに離れたところを蝶が飛んでいる、だなんて、見える訳がありません。しかも黒い蝶なら余計に見えにくいですよね。見える訳がありません。

 

 

たしか前日、山歩きをし、下りてきて、宇治神社の近くまで着た時、フリルの飾りのついたかのような綺麗な形の黒い蝶が、私と主人のまわりをひらひら飛びながら、三周回ったのを思い出しました。

 

あれ? そういえば、今朝急いで電車に乗ろうと駅まで歩いていた時も、黒い蝶が飛んでいたし、今もこの話をしているタイミングで黒い蝶が道の向こう側で飛んでいるのが見えたなんて、とても不思議なこと!

 

和歌山の竈山神社にお参りに行ったら、時々黒い蝶が飛んでお迎えにきてくれるような感じがすることも思い出しました。

 

神様のお使いか! と思いました。

その時、上御霊神社の入り口が見えました。

続く