第五章2３話 黒ゆりの性格丸出し（インドな話８）

アガスティアの葉読みは進み、ここから「私の性格、特質」の黒い部分が暴かれ始めました。

黒ゆり、出現！

「さまざまな良い能力、良い実力、良い性格の持ち主なんですが
　でもあなたは感情的になりやすい方でもあります。短気な部分もあります。
　せっかちな部分もあります。」

（あぁ、これ！
　そうなのよ。
　感情的になりやすくて、短気なの、私。
　せっかちだし、嫉妬深いし。
　この点を自覚して、物凄く自分で向き合って自分を整理してきたのだけれど。
　ここをズバッといわれるとは思わなかったなあ。

　せっかちと嫉妬深い部分は、行動力に転化してきたんだなぁ。）

　「ひとを見て嫉妬する部分もあります。

　　感情をおさえることができない方でもあります。
　　その影響で不安と不満が起きてしまうことがあります。」

（感情的になると、なかなか感情をおさえられないで、
　自分のなかで、心が炭のようになるまで怒りの焔で燃やしつくすことがよくあった。
　ここ数年で、だいぶんコントロールできるようにはなってきたが。

　そうそう、嫉妬とか不安不満は、
　自分の心や肉体を食い荒らしてしまうもの。
　その不毛さに嫌気がさして、自分で自分をやめたくなることがあった。
　でもそこがわかったうえで、自分とつきあってきたんだなぁ。　）

「あと、プライド高い方でもあります。
このような欠点はこれからの人生に、見直すべきであります。」

（言われてしまった。
　取り組んできたけど、まだまだだ、ということなんだな。
　気を付けなくちゃ）

「これはあなたの性格です。

持ってうまれた性質です。」

あぁー、黒ゆりの部分、うまく隠して来たつもりでも隠せていない。
見抜かれ、暴かれてしまった。

というよりは古代のインドにいたアガスティア師が2022年に生きる私の性格をここまで的確に言い当てるなんて、もう脱帽！

上手く隠してきたつもりの、性格の悪いところ「黒ゆり」の部分があばかれてしまった。

その見事さに感心！

最初に「あなたの人生が良い風になるように祈って性格を説明します」と言ってから、性格を説明していた。

私の性格の悪い所はこことここだから、気をつけて改善しなさいよ、と言っているんだから。

なるほど、だ。続く