Smileゆり(柳澤由理)のはてなきブログ

魂と身体から自信を取り戻す・世界平和のメッセージ

第五部20話 葉読みの先生に会う (インドな話5)

友人のTさん、Fさんと一緒に、アガスティアの葉読みの人と会うこととなりました。

 

始まる前に、いかにもインド的な神様の祭壇のところで、Fさんと共に祈りました。
私は「正しい葉が見つかって、自分の悪いカルマが取れて、良い人生が送れますように」と祈りました。

 

Fさんから葉読みの人(先生)を紹介されました。

その時に「葉読みの人」は「葉読みの先生」と呼ぶべきだと知ったので、これ以後は「葉読みの先生」と称します。

 

葉読みをする先生は、タミール語で『ナディ・リーダー』といわれています。

ナディという言葉はタミール語で「導く」ことを意味しています。

 

ナディ・リーダーは特定の家系で引き継がれる世襲制ですが、その修業は厳しいです。

この先生は10歳から約十年間、寄宿舎ありの道場で修業され、古典タミール語をはじめ、

ナディ・リーダーとして必要な様々なことを学ばれたといいます。

 

そうなんだ、凄い先生なんですね。



タミール語自体が古典の言葉ですものね。

 

ついでに言えば、日本語でも、現代日本語と古典的日本語はまるで違いますよね。それを考えると、古典タミール語を修得するのは大変だと予想できます。

 

アガスティアの葉に書かれているのは古典タメール語です。
先生は書かれている古典タメール語を見て、瞬時に現代タミール語に翻訳して、口述して読みあげるそうです。

 

(先生の話した現代タミール語を、更に、通訳の方が日本語に翻訳します)

孔雀



さて、私はアガスティアの葉読みの先生と、テーブルで向かい合って座りました。

 

そこで葉読みの先生が葉を開く前に、Fさんからいくつか説明がありました。

覚えている範囲で書きます。

 

一つ目
Fさんは十数年前に自分のアガスティアの葉を開いた時に、その葉に、アガスティア自身から、Fさんに対して「アガスティアの葉と関わるように」と指名があったそうです。

 

それから七年間は今されているような、他人のアガスティアの葉を開く事に関するマネージメントはしていなかったそうです。

 

ある時「紹介してほしい」と言われ、それがきっかけで葉読みの先生のマネージメントを始められ、今現在、100名強に達したということでした。

 

二つ目に

Fさんは「葉読みの先生の マネージャー」  として、善意で国内最安値で、他の半額位にされているそうです。

(葉読みをする人はこの先生以外にもおられるそうです)

 

三つ目に

Fさんは100名強の葉のリーディングのお世話をされたのでアガスティアの葉の全般について、詳しく、

また、そこから人生の法則など、様々なことを学んだそうです。

 

アガスティアの葉を介して、他人様の人生の仕組みを垣間見ると、人生の法則がわかり、勉強になるでしょうね。)

 

四つ目に方法の説明。
私の個人情報は一切、葉読みの先生には伝わっていないこと。


葉読みの先生は、日本にいくつも葉の束を持ってきていること。


先生はその葉の束を一つ一つ持ってきて、束を開き、一枚一枚に書かれた端的な情報を読み取って質問をする。


それに対して答えは「はい、か、いいえ」で答えること。

たとえば「あなたの名前は あ で始まりますか?」

という質問が出されたとする。
それに対して答えが「いいえ」の場合、「いいえ」とのみ答える。
「いいえ、あ からではありません。 か からです、などと答えてはいけません」
正しい葉を選ぶことにのみ集中する必要があるから。



ふむふむ、と聞きました。

 

葉読みの先生が「正しい葉が開かれますように」と言う風な祈りをして、私も一緒に手を合わせて祈った時はちょっとドキドキした。

 

(通訳の方はスマホのネットを通して、先生のタミール語を聞いて日本語に通訳してくれました。)

 

葉読みの先生が束を一つテーブルの上に置き、私に質問しました。

「あなたはなぜアガスティアの葉を読みたいと思いましたか?」

 

私は答えました。

アガスティアの葉は、昔のアガスティアという名の聖者が多くの人の運命やカルマや祈りの方法などを葉に書いた、という話ですよね?
私はその『葉に書き記した』という点が非常に気になったのです。
三蔵法師玄奘という人を知っていますか?

私は玄奘さんのことを調べて絵を描いて動画にしました。

 

玄奘さんは602年にうまれた中国の僧侶で、中国からシルクロードを通って、西域からインドに入って、インドの経典を中国に持ち帰った人です。

西遊記』の物語のモデルになった人です。


その玄奘さんが中国に持ち帰ったインドの経典というのが、貝葉経(ばいようきょう)と言います。ヤシの葉を干してそこに硬いもので線を刻むようにしてインドの古代文字が書き記されたものを持ち帰ったのです。

玄奘さんはそれを中国で漢字ばかりのお経に翻訳し、長い巻紙に墨の文字で書きました。
アガスティアの葉も同じではありませんか? 古い植物の葉に書き記されているのでしたね? 私は玄奘さんのことをずっと調べてきましたから、玄奘さんにちかづけるような気がして、アガスティアの葉に興味があります。」

 

大体の人は自分の悩みを解決したくて自分のアガスティアの葉を読みたいと思うのだろう。

 

葉読みの先生は言いました。

 

「お経。そうです。これはお寺に保存しています。お経と同じです。」

 

それを聞いて私は驚きました。

「おぉ、お寺に保存しているのですか。それは凄い、お経と同じじゃありませんか。」

葉読みの先生は続けて言いました。
アガスティアの葉は、お坊さんが写経を続けて維持しているのです。

場合によっては、何かの都合や、作業の段階で、内容が【一部】抜けることがあるようです。

また、扱っているセンター、またはお寺ごとに多少、分量に差があります」

 

ふぅむ。そうか、お坊さんが写経しているので、アガスティアの葉が維持されているのですか。それは凄いこと!
その話が聞けただけでも来た甲斐があった!と思いました。

だんだん気分は盛り上がってきました。

続く