Smileゆり(柳澤由理)のはてなきブログ

魂と身体から自信を取り戻す・世界平和のメッセージ

第四部03話 身体に向き合う(捨身の覚悟3)

四国の88か所の出釈迦寺奥の院
「捨身ヶ岳=我拝師山」に登る準備で

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捨身ヶ岳

ボルダリングを7~10日に一回通っているうちに、身体の癖で
右足のふんばりが利かないことに気が付きました。

 

右足でふんばって、左足を踏みかえるとき、
右足のふんばりがもたないのです。

 

また、
ボルダリングで、岩の突起に足をかける、

となると足先、足指に凄く力がいります。

 

その右足の足先、足指のちから、と
右足の股関節が弱い、ということを
身に染みて感じました。

 

50代で気づいてよかった、と思いました。

これが60代、70代になって足腰が弱くなってから
気づいたら、取り戻すのに大変苦労するだろうと思いました。

 

空海さんは遣唐使船に乗って、荒れ狂う波にもまれたり、
唐の東南の海岸の町から、三カ月かけて、

ラクダや船を使って中国大陸を横断する長旅の

果てに、ようやく当時の首都長安(現・西安)に

たどり着かれました。

 

その旅で、空海さんは他の同行の旅人と比べると
まだ大丈夫だったのではないかと思われます。

というのは、二十代の頃、山岳信仰の修行を相当

やりこんでこられたので、
風雨に降られることや、山道を行く車の揺れで

そのまま身体や脳を揺さぶられることも、平気

だったのだろうと思いました。

 

身体の鍛錬を通して、精神も鍛え、

身体改造と自己改造を兼ねているのだろうな
ということを思いました。

 

それをボルダリングの練習を重ねていく毎に
身体の筋肉のインナーマッスルが機能していく
という変化を実地で体験しながら、

空海さんの修行による身体変化、精神鍛錬は

いかほどのものだっただろうな」

と思いました。

つづく