Smileゆり(柳澤由理)のはてなきブログ

魂と身体から自信を取り戻す・世界平和のメッセージ

第四部06話 捨身ヶ嶽禅定に登る(捨て身の覚悟6)

四国88ヶ所の出釈迦寺奥の院
捨身ヶ嶽禅定のお堂のところで手を合わせると、

お堂の右端に、
下をくぐり奥に行けるようになっています。

 

(私は気づかなかったのですが、主人が見つけました)

 

そのお堂の下をくぐっていくと
いよいよ「行」の場所です。


いきなり大岩が目の前にはりだしてきました。

 

 

ふと横を見ると、その岩を登れない人のために、
岩の下に穴を掘りこんで、
お不動さんなのかお地蔵さんなのか
お祈りできるようになっていました。

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そこで手を合わせて、その時は(頭では)
帰るつもりでした。

大きな岩があってよじ登る時につかまる鎖がありました。


大きな岩の上の方にしめ縄がわたしてあり、
そこに紙垂(しで)が下がっていました。

 

その手前まで、主人に行ってもらって写真を撮りました。

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「そこで写真を撮って、ふたりで引き返しました。」
という文章まで頭のなかで書きました。

 

そこでなぜか、主人も私も引き返さず、そのまま進んでしまいました。

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「行くしかない。」

そんな感じがしました。

(その時は、13時半ころでした)

鎖につかまったり、大きな岩の凸凹に手をひっかけ、
足先をうまくいれて、よじ登りました。


一か所だけ、「この大きな岩は登れないなぁ」
と思うところがありました。

その時、運よくあがって下りてくる人がいました。


その人に手をひっぱってもらって、難所をきりぬけました。

 

そこで尋ねました。
「これ、このまま行くとどうなりますか?」

その人は答えました。
「もうちょっと行くと、禅定の場所に出ます。
お地蔵さんがあるので、すぐわかります。」

 

さらに尋ねました。
「これ、登るのはできましたが、おりるのは
どうしたらいいですか?」

 

するとその人は答えました。

「このまま行くと、山頂に出て、雑木林があり、
そこを通っておりることもできますが、
滑りやすいので、
今のぼってきた岩のところを、おりる方が安全です」

という話でした。


それで主人とふたりで、よしよしと登っていき、
真魚空海)さんが飛び降り、
お釈迦さんが出てきて受け止められた、という
捨身ヶ嶽禅定の場所まで登りました。


お地蔵さんがあります。


そこから念のために山頂まで登ってみました。

(その時が13時50分です)

山頂は雑木林で見晴らしが悪かったため、
やっぱり岩をよじのぼってきた、そこを降りる方がいい

と判断しました。


それでお地蔵さんのあるところまで下りてきました。

つづく

 

参考サイト
https://murauchi.muragon.com/entry/683.html