世界平和シリーズ第二部056話 額を冷やす!(元出雲4)
えええぇっ 熱中症になりかけ!
「水とお茶あるよ、飲む?」 と聞きました
主人は「水やスポーツドリンクは山ほど飲んで、お腹たぽたぽ」と答えました。
ということは、冷やす必要があるんだなとわかりました。
主人は「塩が要る」と言いました。
そうか、汗をかきすぎて塩が不足してしまっているか!
「@@@@でラーメンを食べたい」とひろのぶさんは言いました。
京都駅から出て、主人が行きたいと言ったお食事のお店@@@@に向かいました。
そこに向かう途中の薬局で、握るだけで冷却剤になるものを買いました。
@@@@の店で二人、塩ラーメンを食べました。
私はラーメンを食べおわると、主人が左手の冷却剤で自分の額に当てているのを「私がやるから」と言って、私が代わりに主人の額や頭に冷却剤を当てて、冷やしました。
しばらくしたら主人は「だいぶ、ましになった。まだ頭の芯は熱いけど」と言いました。
そして顔を指差して「どう? 顔見てわかる? ましになった顔してる?」と言いました。
その「ましになった」という時になって、主人の顔の表情が「死にそうだった」という表情になりました。
頭が痛いと言い出した時から冷却剤で冷やしている間中、ずっと顔の表情は普段どおり、というよりはむしろ、「どうってことないよ。」というけろっとした表情だったのです。
熱っぽさ、しんどさの峠を越して、やっと自分のなかの「しんどかった」という内面の表情が出るのは、無意識に「頑張って我慢する」という習性が出てきたのだろうと思いました。
本当に辛い時は、「ツライ」となかなか言えないものです。
人から言われて、ぐさっときた時には、胸のなかに「応えて」いて「こらえている」ため、それが外から見てわからないんですね。
むしろ「そんなの大丈夫だよ顔」になってしまうのですね。
そのことがわかりました。
わかったけれども、
私は自分がそばにいながら、ひろのぶさんが頭痛だということと、熱中症になりかけているということを全然気がつかなかったし、
これがもっとひどかったら、本当に危なかったかもしれない。
不覚だったなぁと思いながら、主人とふたりで家に帰りました。
家に帰った時に、出雲大神宮をお参りした時に受け取ったメッセージの
「夫と離れてはいけない」
ということばを思い出しました。
ひろのぶさんとの関係をもっと大切にしないといけないなぁと思いました。
そこからもう一つ別のことを思い出しました。
それは・・・
続く