世界平和シリーズ第二部025 埴安媛命という神様 淡路島6
参拝が終わり、帰路のドライブになりました。
車に乗ってすぐに主人ひろのぶさんにメッセージしました。
以下貼り付け
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「いざなぎ神宮の近くの岩上神社に行ったら
そこの住所、地名が柳澤やねん。
おっきい岩のある岩上神社の近くに
柳澤城っていうのがあったらしい。
その見張り台の跡があった。
丹生都比賣神社に行ったときも「柳澤神社」があった。
今回は岩上神社が「柳澤」という地名で、
しかも「柳澤城」が近くにあるらしいねん。
また、道がややこしい山の道やねん!
前回丹生都比売神社に行った時も
今回の岩上神社も、
Mさんとナビィと私というメンバーで行くと
ややこしい山の道のなかに
「柳澤」ってとこが出てくるねん!
びっくりやわー!!!!
ほんで「柳澤」ってとこがいつも辺鄙なとこやねん、
すごいわー」
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すると主人はたまたまその時スマホを見ていた時らしく
すぐに返事が返ってきました。
「何故でしょうね?」
( ・・・(@@;)(^v^)
その短い返答に、主人ひろのぶさんらしい、なんとも言えない飄々とした味わいを感じさせて、笑えて仕方ありませんでした。
Mさんの運転する車はGWにも関わらず、大きな渋滞に巻き込まれることなく、関西圏に帰ってくることができました。
南海電鉄のある駅の近くの居酒屋で夕食を食べて、駅まで送ってもらって帰りました。
送ってもらった駅から電車に乗り、ふっと目がさめたら、難波駅に停まっていて、乗客は全員下りていました。
電車に乗って席に座った後、難波駅についてもわからない位、爆睡していました。
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帰宅してから「旧柳澤城見張り台」の道案内の近くに会った、
石彫りの神様の碑?に彫ってあった、
「埴安媛(はにやすひめ)命」について調べてみました。
この前の、お能の「羽衣伝説の天女」は、
伊勢神宮の外宮の神様「豊受大神」と同一で
いざなみ命が火の神を産んだあと具合が悪くなり、
その時にゲロを吐いたり、うんちとおしっこをされ
亡くなられました。
「豊受大神」は、そのおしっこから生まれた神の子です。
いざなみ命の孫にあたり、食物・穀物を司る女神です。
この石の右に書いてある
埴安媛命(はにやす姫のみこと)は
いざなみ命がおしっこを出す前の脱糞から生まれた神様で
土の神様であり、土器製造の神様なんだそうです。
びっくりしました!
柳澤城とつながっているのかどうか、は、わかりませんが、
このところ、
イザナミ命の亡くなられる寸前の
おしっこがきっかけで生まれた「伊勢神宮の外宮の豊受大神」(食物の女神さま)と
うんちから生まれた「埴安媛命」(土の女神)の関連を見てみると、
今現在ではただの汚物と化しているうんちとおしっこですが、昔はこれが肥料となっていた訳ですよね。そして立派に女神様がそこから出生しています。
これを見ると、マイナスと思っているのは、今の私の頭の中の感覚だけのことで、もっと長い視点から見てみると、それがあるから生み出されたものもある、っていうことになります。
マイナスなことがあったからこそ、何かをしようとか生み出そうという衝動ができてくるのかもしれない。
すると、前回伊弉諾神宮に行ってから、今回、再び伊弉諾神宮に行くまでの4年の月日の間に経験したもろもろのことをふりかえると、
猛進直行したり、壁にぶつかったり、がっかりしたり、
色々な事がありました。
それらがすべてマイナスなだけでなく、それがあるからこそ自分が成長できている、という事を改めて思いました。
出来事にマイナスの評価をつけると、その出来事はマイナスになってしまう。かといって手放しにプラスには言えない。
マイナスともプラスとも言い切れない。それだからこそ、ありのままに受け入れて、最後にはプラスに受け取って感謝していこう、と思いました。
淡路島から帰ってから つづく