Smileゆり(柳澤由理)のはてなきブログ

魂と身体から自信を取り戻す・世界平和のメッセージ

世界平和第二部 046話 内宮で正式参拝(伊勢3)

昔から、通常、神社に参拝にいくと個人的な願い事をするのは当たり前となっています。

「願い事があると、神社に拝みに行く。神さんに願い事を聞いてもらう」とか言われていました。

 

しかし、伊勢神宮の外宮、内宮の御正宮(ごしょうぐう)に限っては個人的な願い事は、一切、禁止とされています。

 

調べてみますと、

大昔、伊勢神宮は一般の人は参拝できなかったそうです。

天皇が国家鎮護などの祈祷を行うために造られた神社でした。

 

それを見て、わたしは思いました。

 

「えぇ?

 江戸時代はお伊勢参りが流行ったんじゃないの?」

 

一般の人は直接にはお参りできないから、

御師」という役の人が神様にお取次ぎをしたそうです。

江戸時代の「お伊勢参り」が流行した時期は二千人もの御師がいたそうです。

(それは物凄いですね!)

 

明治時代に入って、明治天皇が、

一般人の伊勢神宮、お参りを許しました。

ただし、「個人的な願い事はしてはならない」ということです。

 

現在、伊勢神宮には「私幣禁断(しへいきんだん)の制」という原則があるそうです。これはこの名残りです。

(「私幣禁断」とは、天皇以外が幣帛(へいはく)お供えすることを禁じている、という意味です。

参考:伊勢神宮の歴史のページhttps://www.isejingu.or.jp/about/history/index.html

 

ですから、個人のお願い事はできないだけでなく、

お賽銭箱もありません。

白い垂れ幕の前に白い布が敷いてあり、

そこに参拝客の皆さんがお賽銭しています。

 

本来はお賽銭もしないことになっていたんですね!

それは知らなかったです!

(今、書くために調べていて初めて知りました。)

 

私個人の見識ですが、

布が敷いてあるのは・・・もし、その布を敷かなかったら、

参拝客はどうしてもお金を御正宮に向かって投げてしまいます。

神の領域であり、浄化してあるのに、参拝客の色々な思いが

しみついたお金を投げるのは、いけないことです。

 

それで下の方に白い布が敷いてあると、

その白い布の所にお金を落とすか、投げ入れることになります。

できるだけ静かに入れる方がいいなぁと思いました。


参照サイト:
訪日観光客向けジャパンガイドブック「Tadaima Japan」

https://jp.tadaimajp.com/2016/03/ise_shrine_rules/

NAVITIME伊勢神宮のページ

https://travel.navitime.com/ja/area/jp/guide/NTJsingle0002650/

f:id:yulilove:20190922235519j:plain

(写真は伊勢神宮ではない、他の神社の写真です。)

・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、私の体験談に戻ります。

 

バスで内宮(ないくう)に移動しました。

 

内宮について、

一度整理して書きます。

 

皇室の御祖先の神と仰ぎ、私たち国民の大御祖神(おおみおやがみ)として崇敬を集める天照大御神(あまてらすおおみかみ)をお祀りするのが内宮(ないくう)(皇大神宮(こうたいじんぐう))です。

 

内宮の御正宮にたどりつき、正式参拝の受付をすませました。

(私の参宮章は一回限りですので、

「内宮」のハンコが押されました。)

 

しばらく待って順番が来ました。

呼ばれて御垣内に入りました。

主人と私の組と、それから数人のグループとの二組です。

 

神官の方が、頭を下げた私達をお清めしました。

 

神官の方が歩くあとをついて、御垣内に入って行きます。

 

たまたまですが、私が先頭になりました。

 

まるで兵隊の列に入ったかのような感じがしました。

一歩一歩進んでいく時、膝を普段より高く上げて

歩くような感じになりました。

(誰もそんな指図はしていないのですが)

 

頭は真っ白になり、私はあがっていました。

 

神官の方の指図に従って

主人と私は、鳥居がある処の前に行って

二礼二拍手一礼の参拝をしました。

「ありがとうございます」も思えない位、頭真っ白でした。

 

調べてみますと、御垣内参拝の時は

「神官が指し示す場所で

二礼二拍手一礼の基本礼を短く行うのみ」

とありましたから、頭真っ白になり、

「ありがとうございます」も心の中で言えない位で、

正解だったのかもしれません。

(参照サイト:「西口神具店」サイトの「御垣内参拝」のページ
 http://ise-miyashi.com/06jingu/kakiutisanpai/mikakiutisanpai.html

 

内宮の御正宮での御垣内参拝が終わってから、

普通の一般参拝客にまじって、普通にお賽銭をして、の

参拝をしました。

 

御垣内参拝した直後で疲れていたので、

二礼二拍手一礼をし、

「ありがとうございました」と

心の中でつぶやくのが精一杯でした。

 

そこから主人と二人で

「疲れたねぇ。

お伊勢さんにお参りして、こんなに疲れたことはないねぇ。

セッションを受けて深い解放をした後みたいに疲れたねぇ。」

等と話しながら、元来た道へ戻って行きました。

 

宇治橋を渡って、参道のおはらい町で、

話題の「赤福氷」を食べました。

続く