第五部 26話 前世は男だった!(インドな話11)
2回目(13章、14章)のアガスティアの葉読みの先生に、葉を開いて見てもらうのは、直接面談ではなくzoomを使用したリモートで行うこととなった。
昨今の事情を考えると「濃厚接触者」の状態で大阪まで行くのはマナー違反ではないかと感じた。
そして「ご無体」な、と感じたので「リモートで」とお願いし、zoomで対面となった。
リモートでお願いしてよかった。
なぜならば、私自身もまた新型ウィルスの陽性であることが判明したからだ。
(これを出す今はもう治っている)
私の葉を開いて見て頂けるのは、なんとお盆の時期となった。
お盆の時に前世に関する葉を開くのは、お盆=先祖の応援もあるからなんだろうと思う。
それだけでなく、地獄の釜が開くお盆に、アガスティアの葉の前世の罪からくるカルマ解消の13章を開くというのは、なにがしかの類似性があるのかも。
地獄の閻魔大王の前には鏡があるという。
亡者が生前行った所業の、悪いことをやった時の様子を、まざまざと映し出してくれる魔法の鏡なんだそうだ。
私はどんな悪いことをしでかしたんだろうか?
私は小さい頃から意味もなく「自分は最低最悪で、いけないことをしてきた人間」という感覚があった。
誰から何も言われなくても「私なんか、ひどいことをしてきたのに、こうしておめおめと生まれてきているんだ」という思いがしていた。
「私なんていない方がいい人間なのに」と思いながら生きていた。その思い「罪の意識」を、アガスティアの葉を開く日が近づくにつれて、どんどん思い出していた。
そしてその日がやってきた。
なんと、前世は男だったのだ、私は!
続く