第三部045話 天照大神も一言言いたい(元伊勢の始まり5)
伊勢神宮の内宮と外宮の両方がありました。
その神明神社の中の内宮で手を合わせた時、
覚えてもいないのに、大祓祝詞のことばが
胸の中に湧いてきました。
内宮の近くにある、伊勢神宮遥拝所に
たどり着き、手を合わせて祈ると、
「もうこれでいいやろ」と思う位祈っても
合わせた両手の掌が吸い付くようにくっついて、
なかなか離れませんでした。
この二つのことから、
「天照大神さまが、私になにかメッセージを
送っている」と感じました。
その時、思い出したのが、
前日調べていた「元伊勢の始まり」の事です。
崇神天皇が疫病が流行りまくって、
国中の半分以上の人間がなくなってしまった時に
「天照大神を敬って祈っても全然ききめがないやん!」
と思って、
天照大神さんを皇居から外へ出した、ということ
天照大神さんは傷ついて、あちこち放浪されたということ
天照大神さんの傷心を風光明媚な伊勢の地が癒したので
天照大神さんは伊勢の地におりて、根付くことにされた、
ということを
やはり書いて発表するべきだ、と、
訴えかけているのではないか
と思いました。
「でもなぁ、そんな過激なことを書いたら
誰からどんな事を言われるか・・・」
と考え、迷いました。
その途端に、どうしようもないほど
重たいものが肩にずしり。
肩凝りがずっしり。
何をどうしたらこうなったのか、と
慌てるほどでした。
神明神社のあと、友達の用事まで
時間が余っていることもあって、
もう一つ神社に行きました。
もう一つ、同じように、内宮と外宮がある神社が
あります。
それは皇大神宮社という名前で、
神明神社から歩いて10分ほどの所にあります。
やはり肩凝りは
天照大神からのメッセージですね
「念押し」のように、「神明神社」と
似た「皇大神宮社」という小さな神社が
あって続けていくことになったのですから。
お参りしていると、やはり
「迷うと肩凝りがやってくる」という感じでした。
夜になってから、一緒に行った友達に、
「実はこれこれこうで」と迷っていることを
話しました。
話し終わってから、書こうと決めました。
途端に肩凝りが消えました。
天照大神さんは神様でも
崇神天皇の扱いはあんまりだと思われ、
「いやなもんは、いやだ」と言ったり
「こんな所はいやだ」と
ごねてみたりされたのでしょうね。
そして日本国内をさまよわれ、
元伊勢の場所がとても多いです。
のではないでしょうか?
つづく