世界平和第二部12話 南無大師遍照金剛(高野山6)
私はお善哉を頂きました。
温かくてほっこりして美味しかったです。
喫茶店のおばさんが注文の品を持ってくる時に言いました。
「お客さん、今日も寒かったと思いますが、
昨日はもっと寒かったですよー。」
こんな寒さの厳しいところで修行するって
物凄いことだなぁと感心しました。
お善哉をいただいてから、
主人から預かっている「お坊さんからもらったもの」を
思い出しました。
「そうだ、あの包みの中身は一体何だったのだろう?」
と思い、カバンから取り出してみました。
紙の包みに
「五百二十世 法印 (名前は略)」と書いてありました。
おそるおそる開いてみると
書作品のような・・・。
端っこを見てみると
「南無」「金剛」という文字が見えます。
えぇ!
「南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)」
と書いてあるようです。
↓この写真は帰ってから広げたようすです。↓
スマホで調べてみました。
このような記述がありました。
(引用はじまり)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「南無大師遍照金剛」
これは御宝号(ごほうごう)といい、真言宗で唱える一番短い『お経』です。
仏さまの慈悲の光は、すべてのものに及びます。そして、すべてのものに幸せを及ぼそうという智慧(ちえ)の働きは、ダイヤモンド(金剛石)のように堅固で輝きを失いません。これが「遍照金剛」の由来です。
弘法大師さまは、師の恵果(けいか)さまから真言密教の法を受継がれたとき、この「遍照金剛」をお名前の一つとして贈られました。
・・・・・・・・・・・・・・・(引用終わり)・・・
http://www.musubidaishi.jp/message/2007/05/post-4.html
弘法大師さんの名前の一つでもあるのか・・・。
これは凄いものをいただいてしまった。
それを私でなくて、主人がいただいたことで
主人とふたりでこの「世界平和の祈り」をしていくという
ことなんだろうなぁ、と思いました。
(記事をここまで書いて、ひとりでに首が大きく頷きました。
びっくり!)
そしてその祈りは
神仏の慈悲の光はすべてに及ぶということ、
すべてのものに幸せを、と考えること
が 大切である ということなんですね。
続き