Smileゆり(柳澤由理)のはてなきブログ

魂と身体から自信を取り戻す・世界平和のメッセージ

世界平和シリーズ第二部11話 すべては光る虹(高野山5)

燈籠堂の後ろにある弘法大師御廟のところで

おもいがけずお坊さんから

紙の包みを頂いた主人と私は、

燈籠堂の正面に戻ってきました。

 

その時、

読経供養が終わって、たくさんのお坊さんが列をなして

燈籠堂から出て行かれるところでした。

 

お坊さんは皆、左肩にオレンジ色の衣をかけていて、綺麗でした。

 お坊さんが参道を通って行かれるのを二人で見送りました。

その時主人が言いました。

「そういえばさっき『お大師様あての郵便ポスト』というのがあったね。

それにちょっと書くわ。」

 

受け付けに行くと、お大師様(弘法大師御廟)に
直接お送りするお葉書

というのが置いてありました。

 

受付の方が説明してくださいました。

 

「ここで書いてすぐに

そこの、お大師様へのポストに

投函していただいてもいいですし。
また、

お持ち帰りになって、おうちで思いをこめて書かれて、

郵便で送って頂いても構いません。

どちらでも同じ所に届きます。」

ということでした。

 

私は数枚いただいて、一枚は
この「世界平和シリーズの記事を書くに至った、
もろもろのご縁を感謝して書きました。

残りは知人に「良かったら使ってね」と後日お送りしました。

 

燈籠堂からまた奥の院参道を歩きました。

今度は花粉よけにマスクをかけたせいで、
眼鏡が曇ってよく見えないので、主人と手をつないで歩きました。

 

眼鏡のくもりレンズ越しに参道の風景をみると、

全体がぼぉっとかすんで見えます。

それだけではなく、木の枝の間からみえる空が

ぼぉっと光って見えます。

 

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まわりじゅう、白く光ってかすんで見えるなかで
樹の間から見える空が虹色の光輪をまとっているのです。

まるでそこに天使がいるかのようです。

 

頭はまだぼぉっとしていて

主人と手をつなぎながら歩き、

「眼鏡が曇ったおかげで、まわりじゅうが綺麗。

空が虹色・・・」

と言うと、まるでおかしな人です。 

頭がおかしくなったのか、と思われそうです。

 

それで主人に眼鏡をかけてもらい、

その眼鏡に息をふきかけて、わざと曇らせました。

 

すると主人も空が虹の光輪がかかっていて、

そこかしこが綺麗に見える、という現象が起こったようです。

 

しかし、これは危ないので、皆さんはマネしないでください。

 

その時先ほどの大師御廟の通路の天井にあった灯りに

書いてあった「遍照金剛」を思い出しました。

「あまねくすべてのものは、

ダイヤモンドのように

きらきらと輝いている。

神仏の光に満ちている。

遍照金剛っていうのはこういうことではないか」

と思いました。

 

お墓の立ち並ぶところを抜け、

宿坊のある地域にたどり着きました。

 

時間は夕方になっていました。

茶店をみつけて入りました。

続き