Smileゆり(柳澤由理)のはてなきブログ

魂と身体から自信を取り戻す・世界平和のメッセージ

世界平和第二部037話 三輪山7 十年前の登山参拝

 

 約十年前に三輪山に登った時は、

三輪山登山が私の周りの友達の間で流行していました。

 

大神神社御神体三輪山に登りました!」

「私も行った」「僕も行きました」と言う話題が出ていました。

 

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それで私は「私も行ってみたい!」と思ったのでした。

 

「30分であがって、30分でおりてきたよ。

すぐ上がれるよ」と言う友人がいたのです。

それを聞いて私は「あ、そうなんや」と思ってしまいました。

 

(その人と自分は違う、という事がわかっていませんでした。

 なめてかかっていました。)

 

 

その頃の私はまだ、神社にお参りするということが

どういうことなのか深く考えていませんでした。

 

神社にお参りする前に心の中で神社の神様に

ご挨拶しておくということもしていませんでした。

ただ単に

「みんなが行ってよかった、と言ってるから私も!」

というノリでした。

 

実はその登山の寸前、狭井神社の登山口で

「やめときなさい」という私を止める声なき声の

メッセージをさんざん受け取っていました。

 

しかし私は「自分の中の行動したくない、面倒くさがりの自分」が

止めている、と思い込んでいました。

 

その頃は

色々な「メッセージ」をうけとめ始めてはいたのですが、

それが「神仏から」自分へのメッセージなのか、

それとも「自分のエゴの声」なのか、

見分け、聴き分けができませんでした。

 

私はコンプレックスも多く、

「私は、もっと人より努力しなければならない」

と思い込んでいたので、苦手なものに対して

ぶつかっていき、やらなくてもいいことまで

やっていたようです。

 

だからこの十年以上前の時は、登山口の近くの参道で

「やめなさい」とか「まだ早い」という声がしても

「せっかくここまで来たのだから」とか

「私は足が弱いから人より時間がかかっても

頑張って登らないといけない」と言って

自分にムチをうって登りました。

 

登山口をくぐると、私を止めていた「声」は

あきれるように

「あんた、ほんまに行くの? 知らないよー」

と言っているのまで、聞こえていたにも関わらず

そのまま強行して登りました。

 

その結果、物凄くしんどかったです。

 

本当にやめとけばよかったです。

 

登っている途中で、膝が笑い出し、

ちょっと登っては休憩して、

またちょっと登っては休憩して

という調子で登ったので、

午前10時だか11時だかに登り始めて

山頂まで行き、下りてきたのが午後4時前でした。

(登山口が終わるのが午後4時だったので
ぎりぎりセーフでした。)

 

登るだけでなくおりるのも、しょっちゅう休憩

しなければいけませんでした。

 

膝はがくがくのがくがく! 笑いっぱなしでした。

今から思うと、本当に無茶をやらかした!のです。

 

休憩はしたけれども、引き返さず、歩き通しました。

 

そんな無茶をするくらい、十年前は若かった!

のかもしれません。

 

それだけではなく、

もっと大事なことがわかっていませんでした。

というのは・・・。

続く