Smileゆり(柳澤由理)のはてなきブログ

魂と身体から自信を取り戻す・世界平和のメッセージ

世界平和第二部9話、弘法大師御廟にて(高野山3)

高野山奥の院
お大師さんの御廟の真ん前のところで手を合わせました。

 

その時です。

 

そのとたん、

高野山奥の院参道に足を踏み入れてから

ぴたりとおさまっていた花粉症の症状が

いきなり、どどどっと出てきました。

 

涙ぽろぽろ。鼻水ぐじゅぐじゅ。

それだけでなく頭がぼぉっとしてきました。

 

「普通は
御廟の前に行くまでは、涙鼻水で困っていたのが
御廟の前に行った途端に収まる、のが、筋じゃないの?」
と、ちらっと思いましたが、どうにもなりません。

 

今から思うと、これも「浄化」だったのかもしれません。

 

お大師さんの御廟の真ん前で、涙、鼻水だらだらしていると

聖なるところなのに、きたないし、みっともないので

ぼおっとした頭で
「とにかく後ろに下がろう」と思いました。

 

そこは通路になっていて、

通路の向こう側にお坊さんが手を合わせて

お祈りしておられるのがちらっと見えました。

 

私が後ろに下がりだしたら、主人も一緒に後ろにさがってくれました。

 

たまたまですが、

通路の向こうでお坊さんの左に主人が、その左に私。

三人がきちっと綺麗に並びました。

 

 

私は気持ちを落ち着けようと、そのまま手を合わせていました。

頭はぼぉっとするし、何が何やらわかりませんでした。

 

ふと右をちらりと見ると、

お坊さんと主人が御廟の方に向いて手を合わせた姿勢のままなにやら話しています。

 

何やろかー、と思うだけの頭も 働いていません。

私は頭がぼぉっとしています。

 

どうせ聞こえないし、主人にまかせることにしました。

 

するとお坊さんは袂(たもと)から何やら包みを出して主人に渡しました。

主人は頭をさげて受け取っていました。

そしてお坊さんが拝まれるのを聞くような感じになりました。

 

私はよく聞こえなかったのですが、

下を向くと鼻水が出そうで、視線は自然に上になりました。

通路の天井の照明に「大師」「遍照金剛」という文字が見えました。

 

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きらきらした光

それをじぃっと見て思いました。

 

「遍照。すべてのものを照らす。」

「金剛。金剛石はダイヤモンドの事だ。ダイヤモンドのように輝くってことだな」

「っていうことは

 

すべての人や物事は、照らされて

ダイヤモンドのように、きらきらと輝くように

っていうことだな」

 

しばらくしたら

お坊さんの拝まれるのが一区切りついたような感じがしたので、

主人と私は頭を下げて、「ありがとうございました」と

お礼を言ってその場を離れました。

 

 

お坊さんから受け取った包みを主人は私に渡しました。

私はそれを受け取ってカバンにしまいながら、

私は主人に尋ねました。

「さっきのお坊さん、何て言うてはったん?」

 

主人は答えました。

「『一日一人の人に、と決めて、

持ってきています。

ご縁だと思うので、お受け取りください。』

・・・と言っていたような。」

 

それを聞いて私は言いました。

「ふぅん、そうか、

なんや知らんけど、

三人見事にきっちり綺麗に並んだもんやなぁ・・・。

まるでそこに並びなさいと整列させられたかのように…」

 

そこまで話した時、

灯篭堂の地下へ降りる階段が見えたので
下りて見てみました。

「同行二人」と書いてある小さな仏様がいっぱいありました。
仏様には一つ一つお名前が書いてありました。

仏様が同行してくださるので、
ひとは自分一人ではなく

仏様と二人で生きている、っていうことでは、
ないかなぁ

と思いました。

 

灯篭堂の地下から地上に上がってきた時に、

主人は、驚くべきことを言いました。

 

というのは・・・

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