第五部9話 岩屋神社の磐座
第五部9話 岩屋神社の磐座
年が明けて正月二日には何人かの友人の「お奨め」である「岩屋神社」にお参りしました。
友人の話では「岩屋神社」は京都の山科一之宮で、奥の院が特に良いということでした。
なんでも陽岩と陰岩の二つの大きな磐座(いわくら)があるのだそうです。
陽岩と陰岩は、夫婦神なんだそうです。
地下鉄の駅から東の山すそに位置する岩屋神社の本殿に到着すると、お正月の参拝客の列ができていました。
列の最後に並ぶと、列は長いようでもちょこちょこ前に進んでいるようす。
お賽銭のところで、長く拝むのはきょうびのマナー違反だと思うので、並んでいる途中空手を合わせて「岩屋神社」の神様にむかってお祈りしました。
というのは、その数日前の昨年の年末のクリスマスの日にyoutubeで「ブッダ」のシリーズを発信し始め、年末大晦日に「ブッダ2」を発信したばかりでした。
不思議なことに神社にお参りした時に、神社の神様から「ブッダシリーズの動画を始めなさいよ」というメッセージをいただくことが多いので、今回の岩屋神社にお参りさせて頂くにあたり、「ブッダシリーズ」の動画を無事に描かせて頂くことの祈願をしたかったのでした。
岩屋神社の本殿にお参りしてから、奥の院をめざして歩きました。
途中にあったお寺「川崎大師の笠原寺」にお参りしました。
笠原寺の空海さんに向かって手を合わせ「今、岩屋神社に行くところです」と言うと、空海さんから「頑張って行って来たらいい」と言って頂けました。
それから、お寺のトイレをお借りしました。
お寺の境内でお守りを売っていたおじさんに「岩屋神社の奥の院の道」を教えて貰って
主人と一緒に行ってきました。
いかにも山道、て感じのところ、登って行くと不安になりましたーー。
降りて来る人がいたので「磐座まで遠いですか?」と聞いたら
「まー、ちょっと距離ありますけど、
まー行けますよ。
陰の岩のところがあって、
ちょっと横に奥に行く道があって
行くと陽の岩があるの。
頑張って登って行ってください」
と言われ、頑張って登りました。
登って行くと、「陰岩」の方が表側にあって、横道それて奥に「陽岩」があるのも不思議です。
何となく「陰岩」は影で隠れているというイメージだったのですが、「陰岩」の方が先に出てくるんですね。「陰岩」はお母さんという感じでした。
奥の「陽岩」はとにかくデカくておっきいお父さん、て感じでした。
「陽岩」のあるあたり一面のパワーが強すぎて吹き飛ばされそうになりました!!
そこから降りるのはまず「陰岩」まで戻って、ふたたび「陰岩」に手を合わせて祈り、山道をよたよたと下りて行きました。
登りも下りるのも、主人の手がなんとありがたかったか!!!
笠原寺まで下りた時、もう一度お寺にお参りしお礼を申し上げました。
岩屋神社 公式サイト
https://www.iwayanomori.org/shrine/index.html
ここまで書いて、毎年お正月は「山!」というところの神社にお参りするなぁって気づきました。
昨年2021年のお正月は四国の八十八ヶ所73番札所の出釈迦寺の我師拝山に主人と一緒に登りました。
今年は岩屋神社奥の院です。今年2022年はどんな一年になるでしょうか。