Smileゆり(柳澤由理)のはてなきブログ

魂と身体から自信を取り戻す・世界平和のメッセージ

第三部070話 真言の場(空海の恩返し2)

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山茶花



 

弘法大師空海の地盤の波切不動明王を訪ねた、

その日の朝には

友人と「感謝クリーンデー」で
宇治川の掃除をしました。

(前回の宇治川沿いの掃除の時の記事)
https://yulilove.hatenablog.com/entry/2020/11/07/144223

https://yulilove.hatenablog.com/entry/2020/11/12/133014
ご参照ください。

宇治川沿いの道をお掃除していったん自宅に帰って

昼食をたべてから、午後、東寺の北側にあるという

石上神社と波切不動へ向かいました。

 

近鉄電車の東寺駅でおりて、東寺の東門の方へ歩いて

行きました。

 

東門の前を素通りして、そのまま大宮通を北へむいて歩き、

左へ折れる細い道がある角で左折。

 

細い道をつきあたりまで歩いて左右をきょろきょろすると

丁度右側にそれっぽいものが見えました。

 

行って見ると、目の前に飛び込んできたのが

「波切不動明王」の提灯がぶらさがっているお堂。

 

そこの右側が神社らしいです。

頭で考える順番としては

お参りするのは神社が先、と思うのですが、

足がこの「波切不動明王」に引き寄せられ・・・。

 

まん前に行き、かがんで手を合わせました。

 

住所と名前を心の中で名乗りました。

 

すると心の奥で「真言」が響きました。

 

いつも真言は頭の中で覚えているものを

思い出して唱えるのですが、

今回は違いました。

 

お不動さんから真言の波動がやってきて

それを受け取るような感じでした。

 

手を合わせ祈り終わっても、

頭の中に「真言」は鳴り響きました。

 

「おんころころ せんだりまとうぎ そわか」
なぜか薬師如来さんの真言です。
(受け取った時は薬師如来さんとは知りませんでした)

 

波切不動の右側の「石上神社」で手を合わせても

そのお不動さんからくる「真言

ずっと頭の中で響いていました。

 

確か入る時に、看板の案内に

「三輪社の神道と、三輪山の山伏宗が

継受相続されている」

と書いてありました。

 

あぁ、そうか、山伏の方々の祈りが
こもっているんだ。

どうりで、お不動さんのところは
物凄い霊気が感じられた。

 

厳しい位の浄化。

 

空海さんは山岳信仰された方だし、

山伏の方々と一緒に山を廻られたことも

おありだと思います。

 

境内のお地蔵さんや小さな祠の一つ一つにも

丁寧に手をあわせて祈り、私はそこを出ました。

 

出たとたん、さきほどまでずっと頭に響いていた

真言がぴたりとおさまった事に驚きました。

 

へぇ、すごいっ!

 

ここの「場」に真言のパワーが込められているんだ。

 

ここは空海さんのおじさん阿刀大足のお家だったわけだ。

 

平安時代から明治時代まで東寺の執行家であった
阿刀家の代々の御屋敷があって、そのお屋敷の中の
斎壇が石上神社(正式名:石上布留社いそのかみふるしゃ)
だということを思いおこすと、

ここで薬師如来さんを真剣にしっかり拝んでおられたということが
ここの場の空間に記録されているんだ、と感じました。

(東寺のご本尊は薬師如来さんですから、当然ですね)

 

そして
「ここは本当に聖なる場だったことだろう」と思いました。

 

続く