Smileゆり(柳澤由理)のはてなきブログ

魂と身体から自信を取り戻す・世界平和のメッセージ

第三部024話 法隆寺へ(法隆寺2)

法隆寺に行く、と決まってから、
奈良在住の友人レンさんに、法隆寺について

「どこを見たらいい?」と尋ねました。

「見どころはいっぱいありすぎる・・・・」と
レンさんは答えました。

 

レンさんとのやりとりで見るべきところは
1、「金堂」の中の「釈迦三尊像

2、「五重塔

3、期間限定公開の「夢殿」の「救世観音

の三か所にポイントを置いて見ることに

決めました。

 

特に救世観音(ぐぜかんのん)は江戸時代から
200年間公開されていなかったそうです。

f:id:yulilove:20200620140204j:plain

救世観音 ウィキペディアより


1884年明治17年

フェノロサ岡倉天心と共に法隆寺に訪れ、
200年間閉じられていた、夢殿厨子を開き、

長い布にまかれていた救世観音を発見したそうです。

f:id:yulilove:20200620140408j:plain

フェノロサ ウィキペディアより



その時、法隆寺のお坊さん達は
本気で、がちがちになって震えていて
「開いたら、天変地異が起こるからだめだ!」と

フェノロサに、やめなさいと言っていたそうです。

 

私は救世観音様にはまだお会いしたことがない

事を思い出しました。

レンさんが言うには

「救世観音様はものすごい慈悲の観音様」だということです。

救世観音像の写真を拝見してもその慈悲の表情が

ただならぬ慈悲、ものすごい慈悲であると感じます。

是非ともお会いしたいものだと
感じました。

 

翌日はできるだけ早く家を出ました。
午前中に拝観をすませるつもりでした。

 

平日の午前中だったので、電車は

ひと一人乗っていませんでした。

 

JR法隆寺駅から法隆寺までは

徒歩20分ということでした。

 

駅前で掃除をしている方がいて、

歩く方向を教えて貰いました。

 

法隆寺は南大門から入り、目の前に中門が

ありました。

ものすごい筋肉隆々の金剛力士さんが

門の左右に立っておられました。

 

中門の横の拝観受付を通って中に入りました。

 

入ると、五重の塔と金堂が目に飛び込んできました。
「きた~! 法隆寺だぁ」と感じました。

 

続く