第三部022話「だいじなこと」 眞名井9
眞名井神社の拝殿にたどりつき、
で手を合わせて祈りました。
なにかわかりませんが、
非常にありがたい気持ちがしました。
その時には、頭では、なにが、どうとか、
具体的なことがらはわかりませんでしたが。
「あぁ、
本当にこんなにして頂いているんだ。
ありがたくてたまらない。
ありがたくてありがたい。
もったいなくも、ありがたい」
という気持ちがしてきました。
それはごはんが炊けて、食べられる、という
ごく当たり前に毎日やっていることも、
神様が支えてくださっているんだなぁ、
というような雰囲気がしました。
（眞名井神社にお参りした時のことを
漫画動画にしました。
よかったらこちらもご覧ください。
「真名井神社で天の扉が開いた話」）
そういえば、眞名井神社の神様は豊受大神さまです。
「食」や「産業」など、私達の生活や
お仕事にまつわるあらゆることを支えてくれる神様です。
何気に、お世話になりっぱなし、なんですね。
私達は神様のお力で、ようやくここにいられる。
まるで 本当に赤児のようなものではないでしょうか？
神様の考えや都合一つで、地球の天候が崩れたり、
良くなったり、作物が実ったり実らなかったりするのです。
人間が色々知恵を絞ってやることなんて、
神様の知恵に比べたら、ちっぽけなものなのかもしれません。
気象状況や色々なことを左右できるようになった、
らしいですが、それをすることで何が手にできましたか？
人間の都合のいい、便利さって、
自然を犠牲にして成り立つことなのでしょうか？
やっていい事といけない事があります。
世の中に起こる現象には、
目に見えないけど
働く力の作用というのがあります。
きっと目を覚まして、
手探りをしながら、
新しい在り方、新しい生き方というのを
みつける時なのかもしれません。
・・・・・・・・・・・
Ｍさんと眞名井神社に行って
しばらくした頃、
続く
