Smileゆり(柳澤由理)のはてなきブログ

魂と身体から自信を取り戻す・世界平和のメッセージ

世界平和第二部070話 ひゅーどろどろの雲(祟ってない5)

下御霊神社をおいとまし、

寺町通を通って地下鉄の駅まで行くことにしました。

 

歩いていると、だんだん進行方向の
南の空が怪しい雲行きになってきました。

 

その雲を見ているとあることを思い出しました。

 

そういえば私は子供の頃NHKで
南総里見八犬伝」を人形劇にした
「新・八犬伝」をよく見ていました。

 

坂本九さんがいつも出ておられました。

そのお話の中に、八剣士の邪魔をする
怨霊玉梓(たまずさ)というのがいました。

 

怨霊玉梓が出てくる時は、いつも同じ音楽がします。

どろどろどろどろという太鼓の音と共に、
嵐の前触れのような真っ黒けの雲、
カスミのようなものがいっぱい湧いてきて、

その中から、ひゅーどろどろと
いかにも恨めしそうに怨霊玉梓が出てきました。

 

その雲に近い雰囲気でした。

 

「うわー、大変だ。帰らないと!
 出かける時ぴかぴかの青空だったから、
 洗濯物は全部ベランダに干してあるんだ!

 間に合わないかもしれないけど、急いで帰らないと!」

と思いました。

 

ところが地下鉄の駅で、
慣れているはずなのに、なぜか
逆方向の電車に乗ってしまいました。

引き返したりしているうちに、
帰るのに時間がかかってしまいました。

 

早良親王をはじめとする不実の罪をきせられ、
憤死した方々をお祀りしている下御霊神社は、
京都の町を疫病や天災から守っている、

と書いてあったのを思い出しました。

 

「お参りして、良かったのだろうか?」

とチラリ思いました。

 

「出かけないで家にいたら、
洗濯物を濡らさないで、取り込めたのに」

などと考えました。

 

そのすぐあと

「いや、まぁいいや。
 メッセージがあった時はそのまま従った方がいい。
 雨に濡れたら、もう一度洗濯したらいいだけのことだから」

と思い直しました。

 

最寄り駅に着く頃には、雨はやんでいました。

雨風が強かったらしく、ほとんどの洗濯物は、
びっしょりと濡れていました。

 

もしも電車に乗り間違えずに帰ったら、
物凄い夕立を呆然と見ながら
駅でしばらく待っているか、
凄い雨の降る中をずぶ濡れになって
帰らなければならなかったでしょう。

ですから、

乗り間違えたのは

「大雨にあわないですむように守ってもらえた」
ということなのでしょう。

 

夕立ちの雲が通り過ぎて、
空は晴れ間が出ていたので、
腹をくくって、もう一度洗濯しました。

f:id:yulilove:20191214210339p:plain

その時の虹

洗濯物を干す時に、ふと見ると、虹が見えました。

 

「虹が!」

 頑張ったご褒美のような気がして嬉しかったです。

 

洗濯が終わってから、物事を整理してみました。

続く