Smileゆり(柳澤由理)のはてなきブログ

魂と身体から自信を取り戻す・世界平和のメッセージ

世界平和第二部067話 おじいちゃんと鳥(祟ってない2)

元号が令和になってからしばらくした頃、

桓武天皇・柏原陵

(かんむてんのう・かしわばら の みささぎ)

というのが京都の伏見桃山のあたりにあり、

そこに時々お参りをする、という友人がいて、

SNSに記事をアップしていました。

 

(正式名は「桓武天皇・柏原陵」なのですが、

以後文中では「桓武天皇陵」と

略して書かせていただきます。)

 

それを見た時私は

「へぇ、桓武天皇陵が、伏見にあるのか。知らなかったなー。

桓武天皇って、確か、平安京を建てた人で、それだけでなく

弟を死なせて怨霊化させてしもた人ですよね~。」

と 昨年調べたことを思い出しました。

 

それで、桓武天皇陵の場所、行き方を調べてみました。

伏見の出町柳駅の北側からまっすぐ東に歩けば

桓武天皇陵に行き当たる、ということがわかり、

行ってみることにしました。

 

「弟さんの早良親王のことは、

さておき、

京都の町が今このようにあるのは、

桓武天皇平安京を遷都したから、に、

他ならない。

京都に生まれ育った私としては、

そのことにお礼を言うというか、少なくとも、

挨拶はしておいたほうがいいよな~」

と思ったからです。

 

桓武天皇柏原陵は

ゆるやかな山の登り道を上がっていった所にありました。

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桓武天皇陵への道

駅から15分歩く、と出ていましたが、

実際は登り道なので、20分位

歩いたかのような気持ちがします。

 

道の左右に、ゆったりとした枝ぶりの松が続く、

松並木です。

 

このずっと続く松の木で

空気が清浄化されているような感じがします。

 

伊勢神宮の内宮の宇治橋を渡って

右へ入った所にある「神苑」を思い出させます。

 

道を歩いてつきあたりのようになっている

所を左に向くと、桓武天皇柏原陵がありました。

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桓武天皇

広い土地ががらんとあいていて、

向こうに鳥居があります。


そこから奥には入れないようになっていて、

遠くにある鳥居を眺める感じです。

 

平安京遷都の桓武天皇さんが

向こうにおられるのだなー」と

思いながら手を合わせたら、

それだけで頭が真っ白になりました。

 

いつもだと、自分の名前と住所を

名乗り上げてお礼を言うのですが、

それすらもできない感じです。

頭がぼぉーっとしてきました。

 

何も考えられない感じで、ただ立って

手をあわせていると、

白いもやのなかから、

気のいいおじいさんが出てきました。

 

そのおじいさんはニコニコして

 

「あんた、よぉ、ここまで来たなぁ。

あんた、頑張ってるなぁ。よしよし」

 

と言って頭をなでてくれたような気がしました。

 

頭がほわほわとしました。

相手は千年以上前の人だから、

生きていたら千歳以上の人です。

 

優しいおじいさんでした。

 

その人が桓武天皇かどうか、という事は全く考えませんでした。

千年以上前の「超祖父」という感じのおじいさん

と会った、「超孫」の私

という感覚でした。

 

血筋とか血統が違うとか、

細かい事抜きで、大きく見て、

「日本人の超祖父のおじいさん」

っていう感じがしました。

 

どうあがいても、手の内、

心のなか、見透かされているという感じがするし、

私は「小さな孫の一人」であり、

「子孫の一人」だな~と感じました。

 

このおじいさんは元人間だったかもしれませんが、

今は国を守る、地球を見守っている

神様的な存在となっておられるようです。

 

早良親王平安京の件のことなどぶっとんで、

思考が全く機能しなくなる位、大きな氣でした。

 

その氣を感じながら下りの帰り道を歩いている時、

ふと左の方を見ると、

トンビのような鳥が飛んでくるのが見えました。

 

空を見上げると眩しいので、

下を向いて歩いていると、

 

ちょうど私の足元前の私の影の頭のところを、

綺麗に左から右へ横切るように、

鳥が飛んで行きました。

 

私の歩く速さにあわせて、

直角に交わるように、鳥が飛んでいきました。

 

その瞬間、何か すっとしました。

 

鳥は神の使いとも言います。

何か、は、わかりませんが、ありがたいことです。

 

追記

帰ってから調べてみたら「桓武天皇柏原陵」は

桓武天皇」の「陵」であるとは限らないそうです。

 

そうですかー。

それなら、あの優しい超祖父という感じのおじいさんは

桓武天皇ではないのかもしれません。

しかし、それはそれでいいのではないかという気がします。

 

それから数か月した頃、再び、呼ばれました。

続く