Smileゆり(柳澤由理)のはてなきブログ

魂と身体から自信を取り戻す・世界平和のメッセージ

記憶イメージの中の若い頃の母に喋らせてみた。

きらきら からだ通訳カウンセラー

トラウマセラピストの柳澤由理です。

      ***

一昨年の11月の終わり頃に

価値観がすごく変わったというか

自分の人生って何やったん? ということがありました。

それはこれです。↓↓↓

 

archives.mag2.com

 

こどものころ、さんざん、夫婦喧嘩を見てきた両親が

ほんまは 仲が良かった、ということを聞かされた時、

「はぁ? なにだってぇ~?」と思いました。

それを聞いてから1年と2ヶ月が経って、

ふと それを思い出しました。

        *

もし、夫婦仲がよかったんなら、

母が 父の愚痴を しこたま 私に話していたのも

真にうけなくても よかった、ということなんやなー。

        *

そこの記憶の部分は まだ固定しているから

私の頭のなかで 記憶を変えてみようか、と

思って、

ちょっと 昔の母を思い出して みました。

        *

若い母が 出てきて

「ゆり、あんた、昨日パパのことを怒って

 『パパみたいな人と結婚したらあかんで!』

 って 言うたんは、あれ、忘れてなー。」

と 言わせてみた。

すると

 記憶イメージのなかの こどもの私は

「えぇえぇーーー!」と えらいびっくりしてる。

 

  そらそうやろなー

 

記憶イメージのなかの 若い母に さらに言わせてみた。

「あれはな、昨日、ふたりで喧嘩してたんや。

 それで そんなこと言うたんや。

 ほんまは、パパはいい人やし、一番信用できるし、

 ほんまは、優しいんや。よぉ働いてくれる人やし

 いい男やでー。」

 

記憶イメージの中の 小さい私は めっちゃ混乱。

「えぇえええぇ! ほんなら 心配せんでもえぇんやな」

 

記憶イメージの 若い母は にこにこ笑顔。

「そうやで。心配せんでもえぇんや。

 心配させてごめんなー。

 パパとママは 仲良しや。

 パパはみどころのある、いい男や。」

 

記憶イメージの 若い母と小さい私は うきうきと楽しく

という感じで イメージは消えた。

 

すると脳が思考停止状態になった。

 

母がさんざん父の愚痴や悪口を私に言っていたものだから

私は 父が大好きでありながら どこか信用してないの?かも?

っていう感じがあったのだ。

 

それを 書き換えてみたら 脳のなかの記憶や思考を司る部分が

いつもとは違う情報がきたことで 混乱し、思考停止状態になった。

 

実際に うちの親は こどものまえで「仲良し」を見せられない

というようなところがあるらしいので。

(照れ屋なんだそうな)

 

昔、喧嘩して怒っている母が激しく言うことばは

インパクトがあって、こども時代の私の脳裏に

強く焼き付けられてしまった。

 

そういう場面もあったかもしれない。

でも

そういう場面ではないところも多々あるのだ。

覚えているのかもしれないが、

記憶の倉庫の奥に入り込んでいるんだろうな。

 

記憶の倉庫にはセンセーショナルなものが

週刊誌の表紙や スポーツ新聞の見出しみたいに

取り出しやすいように 置かれている。

 

本当に大事な情報は センセーショナルなもの

ではない。日常的に重ねられている日々の経験だ。

それは地味な記憶で ベーシックなものだ。

 

それは 私と言う人間の存在感とか 雰囲気から

醸し出されるんだな。

記憶の深い森の奥の木の一本一本なんだ。

 

もう脳の記憶の浅いレベルにある、センセーショナルな

ものに惑わされないで、じっくりとしっとりと日々を

生きてきたうちに重ねられた、毎日のご飯のひとつひとつ

のようなものの 力強さを 引き出していきたいと思う。

 

冬の朝の転倒防止&冷え性改善 もぞもぞ運動

からだ通訳カウンセラー トラウマ解放セラピーの 柳澤由理です。

      ***********

毎日寒いですねー。

寒いと体がこわばります。

こわばった身体だと 朝、お布団から出るのも億劫です。

下手すると、冷えて固い身体で動こうとして、

転んだり、ぶつけたり、けがをしやすいですよー。

 

そんな時は お布団のなかで、

身体をもぞもぞさせてから起きるといいですよー。

 

  もぞもぞ って どうするの?

  手足をこすり合わせるって ことかなー?

 

んー、それもいいですけれど。

もっと しっかり効果が出る方法がありますよー。

 

  えー、どうするのぉー

  朝、起きにくいんや、教えてちょーー

 

はい まず横向けになってください。

仰向けでもいいんやけど、

仰向けより横向けになった方がやりやすいかも、てことです。

 

   はいはーい、横向けねー。

   横向けに なったよーー。次はぁーー?

 

次は膝をちょっと曲げてますかー?

両足はそろえると自然な丸い感じになりますので、

楽な感じに身体を曲げといてください。

 

   はぁい、膝、曲げてまーす。

   身体、楽に まぁるくしましたー。それからぁー?

 

足の指を グーパー します。

グー で 足指まげて

パー で 足指ひらきます。

何回かしてください。

    はぁい、足の指で グーパーグーパー

    できますよ!

 

次は 足首の関節を動かしますー

そのままで

足先をのばして 「つま先のばしー」

足先を上に「かかとをつきだし」(アキレス腱伸びるー)

足首をカクカクと 伸ばします。

   はぁい、足首の関節

   つま先ー かかとー   つま先ー かかとー

   できましたよー

 

じゃあ、今度は両足そろえて、ではなくて

歩くように、左右交互にやってみましょう。

右足 つま先ー 左足 かかとー

右足 かかとー 左足 つま先ー

ぱたぱたと 動かします。

    はぁい、足首だけで ぱたぱたー

    ぱたぱたー おもしろーい!

 

そしたら 今度は両手をこすってください。

    はぁい、両手を こーすーるー!

    シャカシャカシャカシャカ

 

両手を握ります。

    はぁい、両手をにーぎーるー。

 

はい、それでお布団から起きてください。

その横向きになっている状態から

上体を前に転がるようにして起きると

起きやすいですよー。

   わぁ、ほんとだぁーー。

   いつも仰向けになってから

   飛び起きてたんだー。

 

これで 身体をちょっとあっためてから起き上がる方法

わかりましたかー。

簡単でしょう。

   はい、簡単でした。

   えぇっと、何でしたっけ?

   簡単すぎて忘れてしまった!

 

まず横向けになるー

つぎに膝を曲げながら 軽く丸くなるー

そしたら足指を グーパーするー

それから足首の関節を カクカクと動かす

  (つま先ー かかとー)の繰り返し

両足交互に 歩くようにする

 

ここまででもいいけど、丁寧にするなら、

両手をこすりあわせて、握る

 

っていう ことです。

 

分かりましたかー?

 

    はぁい。横向けになって

    足指グーパーして

    足首カクカク、足首で歩く
    両手をこすって、握る

    ってことですねー。

 

はい、そうです。これやっていると、

私なんかは 足指をぐにぐにと開いたり閉じたり

グーチョキパー しょっちゅう 無意識にやっていますよー。

    ほぉー すごい~!

 

    あのー、この足先とか足首の運動

    これが なんで いいんですか?

 

冬は寒いので、血行が悪いでしょう?

    はい、そうですねー。冷え性です、私。

 

そういう方も多いのですよ。

足の先って ま、言うたら

頭から一番遠いところじゃないですかー

    あー。そうですねー。

    頭から一番遠い。そういや、そうやなー。

    ほんで?

 

だからね、そこって なかなか

血の巡りが行き渡りにくいところなんですよ。

    あぁ、そうですね。ふむふむ。

 

なかなか血がめぐらないところを血が行き渡る

ようにすると、全身の血液も動くんですよ。

そうしたら、全身があったまるんです。

    ほなら、なかなか行き渡らないところ

    じゃなくて、他のところの血液を

    動かしても全身の血液は動くんじゃないの?

 

それはそうですけどね、

大体、冬は 一番冷えてるところ、って足先でしょ。

   うんうん。

 

身体の末端が冷えてて、

胴体とかはあったかいんやから ね

その冷えてる足先とか足首を動かしてあっためると

全身くまなく行き渡らせることができる、の、簡単にできるの。

    あ、そうか~

    それで わかったわー。

    冷え性対策と おんなじことに なるんやな。

 

そうですー。

冬の朝、お布団のなかで もぞもぞさせて起きる。

このもぞもぞは 冷え性の方にも やっていただいたら

いいんですよー。

    そうなんやー。

    ほなら、これ してたら 冷え性も治る?

 

そうですねー、続けて頂いたら 治ってきますねー。

    うわぁ、どうもありがとうございますー。

河合隼雄さん、プライバシーを守る

  • トラウマ解放セラピストの柳澤由理です。

        ☆

河合隼雄さんといえば 日本にカウンセリング

というものがなかった時に 海外で勉強して

こられて、カウンセリグとか箱庭療法とか

普及に努められました。

        ☆

はじめのうちは そんなん科学じゃない

と ボロカス言われたけど

それでも 治っていかれるので、

だんだん 認められるようになってきた

ということが書いてありました。

        ☆

本当に なにもないところから された

というのは すごいことだなーと思います。

        ☆

そういうの、本当に感心して読ませて頂きました。

        ☆

河合隼雄さんの本を読んで すごいなぁと思うところは

いくつもありました。

前ページでも紹介しました「タクシーの運転手さん」の

話は すごいことやなぁと 思いました。

        ☆

あと、「プライバシー」について、です。

河合隼雄さんが日本に帰ってきて

日本でカウンセリングをしはじめた頃

その頃の日本には「プライバシー」という

ものがなかったのだそうです。

 「こどもがカウンセリグ

  カウンセラーに何と言ったか?」

それを こどもの面前で

親も教師も 堂々と カウンセラーの河合隼雄さんに

尋ねる、って ことがあったのだそうです。

   ☆(@@)☆ほんまかいなぁ~!

         ☆

     大体はこういうことでした。

         ☆

ある学生が 自殺未遂をした、ということで

入院している。

河合隼雄さんがカウンセリングで その原因を

本人から聞いて その理由を知る。

「そうか」と 思い、勿論 誰にも言わない。

すると

その後、その自殺未遂をした人の病室で

その本人がいる前で

その本人の親と教師と河合隼雄さんが顔を

付き合わせた。

その時、教師が河合隼雄さんに

「先生、この子の自殺の原因は何ですか?」と

臆面もなく 尋ねたのだそうです。

        ☆

それで河合隼雄さんは

「それが、わからんのです」

と 白を切って すっとぼけたそうです。

        ☆

すると 教師が

「わからんのですか?」と聞くので

河合隼雄さんが

「はい、カウンセリングしたのですがわからんのです」

と言うと

教師が「カウンセリングとか何とか言っても わからないんですか」
と なぜかうれしそうに言うので。

それで

河合隼雄さんが

「そうです。人の心っていうもんは なかなかわからんもんです」

と言って、

「心はわからないもの」というように方向を変えて

親も教師も 矛先をそっちに向かわせた、というのです。

         ☆彡

 うむー、それは、凄いことや!

 と思いました。

その場で、河合隼雄さん以外に

入院患者である、自殺未遂した学生だけ

河合隼雄さんが 口外しなかったことに

気が付いてるのです。

          ☆彡

「カウンセリングの河合先生は 黙っていてくれた」

と言うと そのクライアントの学生と 河合隼雄さんの

間に 絆ができるのです。

          ☆彡

まわりから カウンセリングなんてあてになりませんね、と

やじられながら、

いやー人の心はわからないものですよ、

と お茶を濁しながら さらりとかわす。

          ☆彡

うむー、おぬし、よくやりよるな、ってなもんです。

 あの、

プライバシーなんてない時代。

私が小学生の頃なんて、ほんまにそうやったと思います。

 子どもの問題は 親と教師が 隠し立てせずに

 そのまんま 面前に おもてだって 話し合えばいい、

 とされていた時代。

          ☆彡

でも

その自殺未遂した学生は 同性愛の人だったのだそうです。

いま、ではなく、当時ですから

それは うむーーー おもてに出せないやろー。

 

河合隼雄さんは プライバシーがない時代において

プライバシーを守るということを 守ってこられた

というのは 素晴らしいことだ、と思いました。

河合隼雄さんがタクシーに乗ると・・・

あけましておめでとうございます。

からだ通訳カウンセラー トラウマ解放セラピストの

柳澤由理です。

 

 

      ☆彡

はてなブログは 私の中では

マニアっくな深い目のブログ

ということにして分けています。

       ☆彡

昨年12月に図書館で

「そういえば昔河合隼雄さんの本を

よく読んでたけどまた読んでみよか」と

借りてきました。

何冊もあったのですが、体がこれを読め!

と言ったのが三冊。

「生きたことば、動くこころ」

河合隼雄の カウンセリング教室」

「こころと脳の対話 河合隼雄茂木健一郎の対談」

の三冊です。

このなかで 度肝を抜かされるほど 驚いたのは

茂木健一郎さんとの対談の本「こころと脳の対話」(潮出版)です。

         ☆

河合隼雄さんが茂木さんに語ったことが ビックリ仰天!の

えええええええええーーー??????

ということでした。

         ☆

驚かされることは いくつも 書いてありましたが

その中で 驚くべきことは これです。

         ☆

 第二章の 箱庭と夢と無意識 の章のなかで

河合隼雄先生はタクシーに乗ると、運転手が突然

身の上話を始める、ということがあるんだそうです。

         ☆

茂木さんが「へぇー それは面白いですねー」と

返されましたが、お話を伺っていると、それは

尋常ではないものが ある、と感じられたようです。

         ☆

河合隼雄さんが言うには

私がタクシーに乗るでしょう。すると

  「私は、本当は別の仕事をしていたんですよ」とか

  話し出すんです。それで僕が「へぇ~」とか言うとね

  ブワーッと話が続いてきてね。それで曲がり忘れたりね(笑)

  まるっきり違うとこに行ってたりするんです。

  それでメーターを倒して「ここからタダで行きますから」

  とか言って(笑)

  そのあいだ、もうずっと、身の上話。

         ☆

私は へぇええぇ、そうか、やっぱり運転手は

お客さんが河合隼雄さんや、て、わかってるんとちゃうかなー、

と思ったら 茂木さんがうまいこと、そこを本の対談で

質問してくれてはって。

         ☆

茂木健一郎さんの質問

河合先生って わかってのことですか?

河合隼雄さんの答え

いやいや、全然知らんのです。

茂木健一郎さんのつっこみ質問

わからないで、なぜか身の上話をするんですか。

河合隼雄さんの答え

うん、しゃべりたくなってくる。

  だからこの頃タクシーに乗る時は怖い顔して乗ってるんですよ(笑)

  ちょっと意識してね。

  そうじゃないと、うっかり なんかちょっと

  「ふんふん」なんて相づちすると、

  ブワーッと 始まっちゃうから。

茂木健一郎さんの質問

その相づちとか口調ひとつで? すごい話ですね。

       ☆彡 ☆彡 ☆彡 ☆彡

       ☆彡 ☆彡 ☆彡 ☆彡

  これ、すっごい話。すっごい話。すっごい話。

  (くどい? ごめんなさいね)笑

            ・

人っていうのは、生きていて身体があるから、

その体をみて、あ、誰々さんだ、と わかります。

 でも 実際は

身体だけ じゃなくて その人がひとりそこにおられたら

その人の在り方が その周りに醸し出されます。

その人の雰囲気とか オーラとか 空気とか 無意識とかが

くっついて その「場」を作り出します。

            ☆

    河合隼雄さんの場合は

    河合隼雄さんのまわりの空気に

    人の話を聞く という 場(field)が

    もうできあがっている、ということなのですね。

            ☆

だから、

ある人に会ったら なんか知らんけど

元気がでてくる、とか

ある人に会ったら なんや よー知らんけど

歌いたくなってくる、とか

ある人に会ったら なんか 知らんけど

一言 言いたくなってくる、とか

色々 ありますよねー。

             ☆

私は 子どもの頃

自分がどうか、ではなく、

相手の空気のなかにある 要求にこたえて動いていました。

でも それは 相手の意識の自我での要求とは違っていたので

どうしたものかなー と 思っていました。

意識レベルの要求は 言葉をつかって、の、話になるのですが

私は難聴だったので、言葉をつかった話は聞こえなくて

相手の無意識の要求に 答えたりしていたのです。

     その結果 相手がイライラして どこかに怒りをぶつけたかったら

     私がミスをして、相手のイライラが解消されるように、と

     いうことをして。

     でも、本当のところ、イライラをぶつけて無意識のレベルで

     お礼を言われても相手本人の意識は「おまえはだめな奴」

     と思うのだし、私は馬鹿にされるし、

     散々な結果になりました。

     無意識というのも 浅いレベルの無意識に動かされると

     ろくなことになりません。

     もっと深い意識のレベルに合わせると

     落ち着いていられるのですが。

             ☆彡☆彡

     それより意識の強さ、自我をしっかりさせることが

     私には大事なことだったのです。

     今は、相手の無意識のレベルの要求にこたえる

     というような危ないことはしていません。

              ☆彡

河合隼雄さんの本に書いてあった、凄いことは、他にも

あるので、またそのうちに 概略だけでも紹介します。

          ☆彡 ☆彡

今年は セッションをどんどんやっていって

スカイプでの 個人的セミナー6回コースなども

開催するつもりです。

どんどん 皆様のお役にたてるように していく

つもりです。

どうぞよろしくお願い致します。

古いタオルは捨てる

私は生まれ育ち京都の

京都人である。

 

京都人は物を大切にする。

 

古くなったものも大切にしてる。

だから古都千年の歴史があるとこに

住んでる誇りなんかもしれん。

 

そやけど

タオルはもう変えたらいいよ

メッセージがきた。

 

13年以上使ってるのや

中にはもっと長く使ってるのが

ある・・・。

 

色とか柄が気に入って使ってる。

 

でもタオルは消耗品だ。

 

どこかで私は

私に、

新しい、綺麗なのをあげると

勿体ない

と思うようになった。

 

タオルは顔を洗って拭いたりするんだから

新しいのをおろせばいい。

 

くたびれたのをいつまでも

ケチケチ使ってると

人からケチつけられるんかも。

 

下着もタオルも消耗品やから

新しいのに変えよう。

 

こんなん

当たり前なことかもしれへんが

 

物を大切にしてきて

その物をいつどこで買ったとか

誰から貰ったとか

ずっと覚えている私には

結構思いきったことだ。

 

 

洗って使って洗って使ってきた。

 

古いタオルは雑巾に使ってから

捨てよう。

 

自分で自分に

みすぼらしい者への

扱い

みたいなことは

もうやめよう。

固い背中の感情 2 背中とみぞおちの奥の悲しみ

前記事からの続きです。

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(はじめて はてなブログのお絵かき機能を使って描いてみました)

この動きをするのですが、みぞおちの奥とか

背中の真ん中のあたりが固いのです。

       *

いままで色々なボディワークをやってきても

背中をまるめるのは、苦手で

それ以外のところはそこそこ柔らかいのに、

そこだけが固いので できないエクササイズとかありました。

       *

ピラティスは身体のコアを鍛えるエクササイズ

なので、この動きやこれによく似た動きが

よく出てくるのです。

       *

しかも筋トレ的に動かすので、めっちゃ、苦手なものにチャレンジ!
って 感じなのです。

       *

今日は、この動きをやっていると、

講師の先生が軽く手をひっぱってくれたら、すっと

上体を起き上がらせることができました。

   軽く、で、できました。

   今までは、しっかりとひっぱって

   もらわないと 起き上がれませんでした。

       やっぱりひっぱってもらわないと

       起き上がれないというのは同じですが

       前より筋肉が鍛えられて柔らかになって

       きたという点は 上達してきた感! あります。

       *

その時です。

ふっと どこからともなく

こんな考えが浮かんだのです。

     *****

   *********

     *****

      ***

       *

それは

 わたしはきらわれてないやろか

です。

       *

え?

どういうこと?

何の 脈絡もない 考えですよねー。

ピラティスの動きと 何の関係もないのです。

       *

仰向けから起き上がりのエクササイズを

繰り返しながら、

それが 軽くひっぱってもらって起き上がれたり

うんうん、うなりながらの時も 色々あって。

   それを ただひたすら やっている時に

    急に

     幽霊の囁きのように

      「わたし、きらわれてない、やろかー?」

       という考えというか

       頭の声がしてきた。

        *

その瞬間、体の感覚が消えて

頭の声が「きらわれて、ない、やろかー」

と こだまする。

「どうせ・きらわれて・る・やろー?」

と 言葉にならない声がする。

もぉんもぉんもぉんもぉん と する。

       ***

     *******

       ***

        *

あ!!! これが 筋肉のなかに

こもっていた、過去の、ある時点の、私の思考だ!!

        *

そう 気づいた時、

すぐに 体の感覚が 戻って

「きらわれて・ない・やろかー」という考えが

消えた!

        *

そんな「疑い」に似た「考え」をもつには

その根っこに 何かの感情が あったはず!!!!

        *

何かのネガティブなことを考えつくには

感情があったはず!!

もともと 根本に ネガティブな感情がないことには

そんな けったいなことを 考えつくはずがないから!

       ***

      *****

       ***

        *

そのもとになった、基本的な「感情」は?

        *

     *******

       ***

        *

    そう自分に尋ねたら

   まったく普通の状態に戻り、

 

   他にもこれでもかこれでもかと

   腹筋や 脇腹の筋肉を 鍛えるエクササイズが

   あり、わりとすぐにレッスンは終わった。

         *

        ***

         *

「き ら わ れ ・ て ・ ない ・かー?」

という 頭の声が こわかったのだが、

それは

昔から自分がどこに行っても

どのグループに所属しても

潜在的に 考えていた、感じていた

不安感 だった。

 

小学生の時に いじめられた・と・思った。

(いじめ は なかった らしい。

 私の中で あれは いじめだ と 思ったのだが

 いじめ は なかったのだ。

 この「いじめはなかった」の認識は こちらを見てください。

    ↓↓↓↓

  いじめ消滅? (鼻と私は 別) – 自然体に生きる ビー・ナチュラル

 

その頃から 私のなかに できあがった

感情というか考えというか疑惑だ。

 

「私は ここに いていいのだろうか?」

ということを思うこと。

 

その居場所がない感のもとになったのは

 

「わたしは きらわれて いないか?」

(きらわれている のでは ないか?)

と 見る見方だ。

 

そうやって、私のまわりの人を

わたしを攻撃する人はいないか?と見る視線だ。

 

つまり この視線そのものが 私を被害者にする。

つまり この視線でまわりを見る時、私はまわりの人々を

善意ある心優しい人にさえも いっとき 疑いの目で見る。

この視線は とても冷ややかだ。

 

「あんたも、どうせ、私を いつか 攻撃するのだろう?」

 

と うがった見方をしている ということだ。

 

この 非行少年のような 物の見方。

 

傷ついたものに特有の

傷つきたくないのに、わざわざ傷を増やすような方向の

見方をして、防衛するんだけど、

かえって、傷つくようなことを呼び込む視線・考え方・捉え方なんだ。

 

  ピラティスのレッスンが終わって

  トイレに入って、

  私は 泣いた。

  悲しみ。

  悲しみ。

 

 私は親に嫌われた!

 悲しい!

 と 感じていた。

 

 私がこどものころ、いつ感じたのか 覚えていない。

 だけど 感情だけが残っている。

 

 私は親に捨てられた!

 悲しい!

 

 と 感じた。

 

そして 家族として 一緒にすごしているけれど

愛されている訳ではないんだ、と思った。

そんな瞬間があったんだ。

 

本当は

愛されていたのに。

本当は

愛されているのに。

 

なにごとかあって、悲しくて

私は その悲しみを感じたくなくて

 

私の方から 拒絶したんだ。

 

私の方から 親の愛を拒絶したんだ。

 

私の方から 愛を拒絶したんだ。

 

そうして そのくせ 愛されたくて

 

その気持ちも自分で認めることができなくて

 

「どうせ、私のことなんか、どうでもいいくせに!」

と言う風に 怒りに転嫁させて

 

「どうせ 私のことなんか きらいなんでしょう?」

といううがった見方をして 心にブレーキをかけて

 

「どうせ 私は どこへ行っても きらわれる。」

「どうせ 私は 何をしても文句言われる。」

そんなひがんだ考えまで 暴走した。

 

でも その根っこの感情は

なにかで 悲しみを感じたことだ。

 

その悲しみを 感じたくなくて、色々な思考や妄想をこしらえて

頭のなかで どんどん疑惑を作り上げていったんだ。

 

・・・・悲しみは・・・感じて

・・・・しっかり感じて

・・・・涙を流して

・・・・そうだ、悲しかったんだね。

・・・・うんうん。悲しかったんだね。

・・・・うんうん。泣きたかったんだね。

・・・・涙。

・・・・うん、泣いたらいいよ。

・・・・泣いてしまえばいいよ。

 

悲しみの感情には ことばがありません。

 

ただただ かなしい かんじ を かんじる だけ。

 

 

わたしが わたしのそばに いてあげるから

おもいっきり ないて。

 

 

みぞおちの奥で かなしみが こみあげる。

 

しゃっくりあげる時の その場所だ。

横隔膜の 奥に 悲しみが こもっている。

 

かなしみを 感じて 感じて 感じていくと

そこが ふっくらとするのが わかった。

 

最後に 犬の遠吠えのような声が出て、

終わった。

 

 

しばらく、みぞおちを よしよし して 過ごそう。

 

 

 

 

固い背中の感情 1

体通訳カウンセラー トラウマ解放 柳澤由理です。

       ☆彡

年末押し迫ってきました。

今年の秋から始めたピラティス

年内最後のレッスンを受けてきました。

       ☆彡

ピラティスは一見ヨガっぽい動きをするのですが

動く前に、しっかり胸を動かした呼吸をして、

しっかり吸って

しっかり吐いて

腹筋を固めてから

横たわった状態で頭と上体を起こしたりするんです。

 ・・・結構 腹筋 鍛えます。

 筋トレと言ってもいいような感じです。

 

昔、ピラティスの本を大阪の図書館で借りた時

創始者のピラティス氏の晩年の写真を見ました。

筋肉隆々(りゅうりゅう)で、いかにもコアがしっかりしてそうな!

ボディビル的な筋肉ではなくて、使える筋肉って感じの、でした。

 

筋肉には感情や思考など人生を生きる時の、

その人特有の癖みたいなものが込められています。

 

骨と筋肉の境目のあたりとか

筋膜のあたりに「隠されたネガティブ思考」の「鍵」に

なっているような 激しい・深い感情が あります。

 

ボディワークを受けていると そういう過去の感情と思考が

出てきて、再体験することがあります。

 

それを恐れずに、しっかり味わいきると

「あぁ、だから私は 今まで@@だったのか」

というようなことがわかるし、

 

感じきって それと さよならすることができるのです。

        * 

私は 背中のまんなかあたりが固いので

今まで何のボディワークをやっても

仰向けになった状態から頭を起こし上体をまるめながら

上体を起こしていく、というエクササイズができません。

 

ピラティスでも この動きはよく出てきます。

これでもか、というくらい、背中をまるめる動きが

出てくるのです。

 

それを ふらふらになりながらでも 週に一回通って

やっていくと すこーしずつでも 背中が丸められるように

なってきました。

 

と同時に、そこにこもっている感情が でてくるのです。

どんな

感情だったか、というと・・・

 

長いので二回に分けます。